シラバス授業計画

生活環境学専攻(修士課程)

人間を取り巻く環境のあり方を生活造形や住環境の視点から研究する生活環境学専攻においては、「生活造形学専修」と「建築・インテリア学専修」の2つの専修が設けられています。
「生活造形学専修」では、造形文化、グラフィックデザイン、工芸に関する理論と考察を深め、制作物等を完成させます。「建築・インテリア学専修」では、建築やインテリア空間の計画に関する理論と考察を深め、論文等を完成させます。
いずれも今日の生活環境の中の人間と造形物や生活空間との調和ある関係を追究し、あらたな視点と発想による提案を行うなど、未来の社会を担うスペシャリストを目指し研究活動を推進しています。

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[専攻分野]

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生活造形学専修

生活造形学は、人間をとりまく生活環境を対象とし、その中でもデザインや工芸など造形に関する研究を行う分野です。
領域としては以下の三つの柱があります。造形の文化背景を調査・研究し、その成果を書籍としてまとめる「造形文化領域」、生活におけるコミュニケーションや道具の成り立ち・あり方を研究し具体的な造形物として提案する「デザイン領域」、表現技術や創造力を発揮し、金属素材などを加工して作品を制作する「工芸領域」。いずれも修了時には研究の成果を修了制作(作品や書籍)として展示、発表を行います。
上記三分野はそれぞれ生活造形デザイン特論A, B, Cに対応し、講義、演習、実習を通して知識や技術を修得します。また芸術学など造形に関わる講義科目が、研究や制作のための理論的な基盤形成を担っています。
学生各自が今日の人間生活の中の課題を考察する中から、新しいライフスタイルの提案を行い、社会の要請に基づいた研究活動を展開しています。

[授業科目]

生活造形デザイン特論A 教授 堀尾 眞紀子
生活造形デザイン特論B 教授 松本 章
生活造形デザイン特論C 教授 関根 正文
生活造形デザイン特論演習 教授
教授
松本 章
関根 正文
生活造形デザイン特論実習 教授
教授
松本 章
関根 正文

[修士論文テーマ例]

  • 植物染料 紅花染の文化背景と現状について ―伝統工芸士 山岸幸一を中心に―
  • 現代のテキスタイルデザインに生きる日本の伝統織物 ―テキスタイルプランナー新井淳一を中心に―
  • 日本のポピュラーカルチャーを紹介するポスター制作
  • ブックデザインの可能性  ―漱石『夢十夜』を題材に―
  • 「顔」をモチーフにしたブローチの制作
  • コンテンポラリージュエリーの制作 ―16世紀から17世紀の飾り襟をモチーフにして―


建築・インテリア学専修

人間を取り巻く生活環境のあり方を住まう環境から考究し、今日的課題に対して、人間と建築・インテリア空間の調和ある関係を、生活者の視点にたって計画、提案することができる人材育成を目指しています。本専修では、「住環境デザイン論」を柱にして、講義と演習を配置し、住宅を中心とする身近な住環境について、歴史・社会・文化・心理・行動の諸側面から理解し、計画の理論と方法について学修します。さらに、現代における住環境のあり様を多角的な視点をもって考究するため、都市論、性能論、企画論、地域施設論についての理解と考察を深めます。現代社会の要請に基づいた建築・インテリア領域の課題について学際的な研究活動を展開しています。また、一級建築士受験資格に必要な事務経験(1年)の認定取得が可能なインターンシップ等のプログラム*を用意しています。(*一級建築士受験資格取得済の方対象) 

[授業科目]

住環境デザイン特論Ⅰ 教授 浅沼 由紀
住環境デザイン特論Ⅱ 教授 渡邉 秀俊
住環境デザイン特論演習Ⅰ 准教授
准教授
久木 章江
高橋 正樹
住環境デザイン特論演習Ⅱ 教授
准教授
井上 搖子
安野 彰
日本近代都市論 准教授 安野 彰
建築安全性能論 准教授 久木 章江
建築企画論 准教授 高橋 正樹
地域施設デザイン演習 教授 浅沼 由紀
インターンシップⅠ 教授
准教授
浅沼 由紀
久木 章江
インターンシップⅡ 教授
准教授
浅沼 由紀
久木 章江

[修士論文テーマ例]

  • 中国都市部の民営養老施設における食堂を活用した交流形成に関する研究
  • 礼儀作法の範疇・成立場面・形成要因に関する研究
    ―「空間定位型(日本)」と「身体表象型(韓国)」の作法を中心に―
  • 大規模集合住宅の共用施設ならびに公共空間ヒエラルキーによって生起される人間交流行動の特質に関する研究
  • 飾る収納+隠す収納 ―インテリアエレメントとしての衣類収納具の新提案―
  • 都市部に居住する在宅高齢者の人的環境と日常生活行動に関する研究
    ―継続的居住のための地域環境づくりへの提言―
  • 大規模地震発生時の被災者仮収容施設に関する研究
  • 大規模集合住宅における共用空間の計画による「コミュニティ形成」の可能性