コンテスト

【入選】建築学縁祭2025 ~Rookie選~

update 2025.11.28

 

「建築学縁祭2025 ~Rookie選~」において、建築・インテリア学科の学生4名が「100選」に入選しました。

総合資格学院(株式会社総合資格:東京都新宿区)が主催する「建築学縁祭」は、首都圏エリアで建築を学ぶ現役学生を対象とした建築設計イベントで、通常の授業で取り組んでいる設計課題を自主応募するコンテスト(~Rookie選~)以外にも、教員や学生活動団体の参加できるイベントが多数開催されています。

建築学縁祭2025~Rookie選~otherwindow
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100選

小林 舞
造形学部 建築・インテリア学科 3年
 

作品名:「月の裏側-不在のかたちを想像する-」
プレゼンボード ▲画像クリックでPDFファイルが開きます

 

小林さんのコメント

この度、100選に選出していただきました。昨年に続く優秀賞の受賞には至りませんでしたが、多くの学びを得ることのできた、貴重な経験となりました。この経験を自分自身のアーカイブとして蓄積し、今後の制作活動に活かしていきます。

今回の美術館課題で制作した作品の「月の裏側」というタイトルには、普段目にしているものの背後にある “見えない存在” へのまなざしを促すという、比喩的な意味を込めました。私たちは日常の中で、目に映るものだけを “すべて” だと錯覚してしまうことがあるかもしれません。しかし、その裏にはもう一つの現実が潜んでいる。そうした “裏側” を想像することこそ、ものの本質に近づく行為なのではないかという問いを作品に込めました。今後は、このテーマを自身の制作態度にも重ね合わせながら、制作の作品表現としてさらに深めていきたいと考えています。

建築学縁祭では、イベントの一つであるアトリエ・アンド・アイの坂本一成先生とのトークセッションに参加させていただきました。トークセッション後、短時間ではありましたが坂本先生にエスキスを見ていただく貴重な機会を得ることができました。坂本先生からの確信をついた重みのある言葉は、今後の制作活動をおこなう上での糧となりました。

多くの出会いと刺激に満ちた建築学縁祭。再度、この場に立つことができたのは、日頃から支えてくださっている方々のおかげです。改めて心より感謝申し上げます。

 
◆小林さんは、今年度開催された「建築新人戦2025」で16選に入選、設計展Flap2025では金賞を受賞しました。
 
 
 


松本 航希
造形学部 建築・インテリア学科 2年
 

作品名:「森居」
プレゼンボード ▲画像クリックでPDFファイルが開きます
 
 

松本さんのコメント

この度、100選に選出していただき大変光栄に思います。首都圏を中心に多くの学生が集うこのコンペにおいて、自らの作品を評価していただいたことを心から嬉しく思います。初めての学外設計コンペの応募でしたが、入選者リストに名前が掲載された時は驚きと喜びで、しばらくの時間パソコンの画面を見つめていました。

今回出展した作品は、「森居」というテーマのもと、明治神宮に隣接する敷地を設定とし、“つながりを生む余白”のあり方を住宅に取り入れ、二世帯間における家族関係の希薄化を解消することを目指して設計に取り組みました。制作の過程では、私がこれまで考えてきた、“建築と人との関わり”を如何に空間として表現できるかを模索し、幾重にも試行錯誤を試みました。

100選から上位賞を選出する審査会場では、他大学の友人を含む多くの学生の作品を直接見ることができました。入選者それぞれが異なる課題や視点で建築に向き合っていることに強い刺激を受けました。大学ごとに重視するテーマや表現の方向性が異なり、建築の多様さと奥深さを改めて感じました。また、最終審査の議論のやり取りを通して、建築の意匠だけでなく、構造や環境などの多角的視点から建築をとらえる重要性を実感しました。

この経験は、単なる成果発表の場にとどまらず、自らの建築観を見つめ直す貴重な機会となりました。今後も多様な視点を吸収しながら、自分なりの建築を探究していきたいと思います。最後に、制作過程で多くの時間を割いてご指導くださった先生方や先輩方に、心より感謝申し上げます。

 
◆松本さんは、今年度開催された「建築新人戦2025」で100選に入選、住宅課題賞2025建築系大学住宅課題優秀作品展に学校代表として出展し、公開審査ディスカッション作品に選出されました。
 
 
 
 
岩下 みのり
造形学部 建築・インテリア学科 2年
 

作品名:「結末に寄り添う家。」
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岩下さんのコメント

建築学縁祭2025Rookie選にて100選に選出していただきました。私は、昨年素晴らしい成績を残した先輩を追いかけてこの設計コンペに参加することを決めました。今回、その先輩と共に入選できたことと、努力家で才能溢れる同期の仲間と共に入選できたことをとても嬉しく思います。

今回の提案では、使用する部屋を、家族の固定された誰かの部屋として割り当てるのではなく、その時々の感情によって個人個人が空間を選択する住宅のあり方を提案しました。生活空間の多様化が進む今日、人の心に寄り添う空間は新しい住まいのかたちになり得るのではないかという思いを作品に込めました。

学内の授業の枠を超えて、多くの建築家の方から評価していただける貴重な経験ができたことをありがたく思います。真摯に設計課題と向き合い、これからの建築とはどのようなものが求められていくのかを探究し続ける同年代の方々と交流するきっかけにもなり、自分自身の成長に繋がることを実感しました。

いつも支えてくださる方々のおかげで、ここまで来ることができました。支えてくださった全てのみなさまに心より感謝申し上げます。私自身も後輩に追いかけられるような存在になれるよう、学びを深めていきたいと思います。

 
◆岩下さんは、今年度開催された「建築新人戦2025」では100選に入選しました。
 
 
 


市川 桃香
造形学部 建築・インテリア学科 2年

作品画像

作品名:「となりでひとり。となりとふたり。」
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市川さんのコメント

建築学縁祭2025のRookie選にて100選に選出していただきました。初めて取り組んだ設計課題がこのような学外コンペで選ばれ、多くの方に作品を見ていただくことができたことは、とても貴重な経験になりました。

今回取り組んだ住宅の設計では、非血縁関係である二世帯の家族が共に暮らす、新たな住まいのあり方を考えました。空間を壁で仕切らずに段差や高さの違いによって気配をにじませながら、ゆるやかにつながる空間構成を提案しました。初めての設計課題で多くの壁にぶつかりましたが、先生方の親身なご指導のおかげで、設計の楽しさを感じながら課題に取り組むことができました。

審査当日は、他大学の学生との交流や審査での講評を通して設計の奥深さや表現の幅の広さを改めて感じ、良い刺激を得ることができました。上位入選には届かず悔しさもありますが、それ以上に課題に真摯に向き合えることができました。そして、多くの方々の支えの中で成長できたことを実感しています。

今回の設計を無事に終え、その上でさらに学外コンペで入選できたのは、いつもそばで見守ってくれた家族をはじめ、日々切磋琢磨しあった仲間達、そして、なにより先生方のおかげです。この場をお借りして深く御礼申し上げます。この経験を糧に、これからも日々挑戦し続けていきたいと思います。ありがとうございました。

 


  • 建築・インテリア学科:種田元晴准教授から

    首都圏を中心とした建築学生による応募総数約500件弱の設計課題案のなかから、1次審査により選出された100選に、本年度は4名もの本学学生が入選を果たしました。
    うち3名は2年生にも関わらず、お互いに切磋琢磨しあって、他校の3年生とも競合のうえ入選を勝ち取りました。残り1名の3年生も、昨年度に続いての入選という快挙でした。改めておめでとうございます。

    これまで本学の学生は、このイベントの実行副委員長や実行班リーダーを担うなど、運営側として活躍する場面が多かったように思います。しかし、ここへきて、出展者側として奮闘する学生も多く登場してきたことは、とても喜ばしいことだと思います。

    今後も、このような学外での運営・出展の機会に、それぞれの適正に応じて積極的に参加する学生が多く輩出されるよう、教育環境の更なる向上に努めてまいりたく存じます。

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    (左から)松本さん、岩下さん、市川さん

     

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