コンテスト

【受 賞】設計展Flap2025

update 2025.12.09

 

「設計展Flap2025」において、建築・インテリア学科の3年生が金賞を受賞しました。

「設計展Flap(フラップ)」は、全国の建築を学ぶ大学2・3生のほか、専門学校・高等専門学校の学生が学年や地域、学校の垣根を越えて交流し、互いに刺激し合うことを目的とした学生主体の建築設計展です。

設計展Flap2025otherwindow
otherwindow@flap_architecture

 

 

金賞

小林 舞
造形学部 建築・インテリア学科
建築デザインコース 3年

作品名:「月の裏側-不在のかたちを想像する-」
 
 

プレゼンボード ▲画像クリックでPDFファイルが開きます

 
 

小林さんのコメント

設計展Flapは今年から始まった全国規模の建築設計展です。その中で金賞を受賞できたことを嬉しく思います。

この設計展は、審査員の先生方との距離が近く、会話の中から新たな解釈や視点が生まれ、審査していただくことを楽しみながら議論を展開することができました。今回の作品は超現実主義と呼ばれるシュルレアリスムという芸術運動の文脈など、様々な表現技法を参照した上で、建築の縮尺や規模に着目した課題に取り組みました。例えば、300分の1の建築模型を1分の1の実物として扱うことで、スケールの横断を試みました。このことにより、実物の建築を創造することのできない、建築を学ぶ学生としてのジレンマも解決できるのではないかとも思いました。

このような取り組みの姿勢に対して、審査員である湯浅良介先生からは、「建築コンペだからといって、ゲームをクリアするような感覚で挑むのではなく、また、ダイアグラムやコンセプトに逃げることなく、“わからなさ”に純粋に向き合っている点を評価した」との講評をいただきました。自分の率直な思いをこの作品に込めたのですが、そのことが他者に伝わったことは、何よりも嬉しい成果となりました。

最後に、何より、このような賞をいただくことができたのは、これまで支えてくださった先生方や家族、先輩方、そして友人たちのおかげです。改めて、心より感謝申し上げます。

 
◆小林さんは、今年度開催された「建築新人戦2025」で16選に入選、「建築学縁祭2025~Rookie選」では100選に入選しました。
 
 


  • 建築・インテリア学科:奥村誠一准教授から

    本年度から新たに始まった全国規模の学生設計コンペにおいて、本学建築デザインコース3年生の小林舞さんが、見事、金賞(第1位)を受賞した。これは、本学における学外設計コンペでの受賞として、史上初となる快挙である。

    受賞作品は、建築デザインコースの設計課題である美術館の設計によって制作されたものであり、小林さんは授業の合間や放課後にも大学に残り、熱心にスタディや設計作業を重ねていた。また、指導教員のみならず他の教員にも積極的に意見を求め、設計の深度を高めていった姿勢が印象的であった。こうした日々の努力と探求心が、今回の素晴らしい成果へと結実したものといえる。

    建築設計とは、自問自答と試行錯誤の連続であり、時に孤独な作業でもある。答えのない課題に対して自らの設計思想を見つめ直し、折り合いをつけながら形にしていくプロセスは、決して容易なものではない。その困難を乗り越え、自らのデザインを表現した小林さんの姿勢に、深く敬意を表する。

    今後は、後期の設計課題、そして4年次に学部の集大成として取り組む卒業研究においても、今回の経験を糧に、焦らず、真摯に、そして情熱をもって挑戦し続けることを期待する。

    小林さん、頑張りましたね。本当におめでとう。

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