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【国際ファッション文化学科】卒業生の永井省伍さんが舞台『ピグマリオン』の衣裳助手を担当

update 2026.02.02

 
国際ファッション文化学科の卒業生で衣装プランナーの永井省伍さんが、舞台『ピグマリオン』の衣裳助手を担当しました。
 

 
永井さんは、美術(舞台美術・衣裳)デザインのパメラ・ハワード氏のデザイン画を基に、演出意図を踏まえながら、日本の衣裳製作チームが円滑に作業できるようディレクションおよびデザインのサポートを行いました。ぜひ衣裳にも注目しつつ、劇場でご覧ください。

 

ピグマリオン-PYGMALION-
■公式サイト:https://pygmalion2026.jp/
■公式X:@pygmalion2026

2026年 1月20日(火)~ 3月8日(日)全国公演
 
あらすじ【STORY】
音声学のヒギンス教授は、ある雨の夜、コヴェントガーデンの路上で花売り娘のイライザと出会う。ロンドン訛りが強烈で教養の一欠片もないイライザ。そのイライザの夢は路上の花売りではなく、花屋で働けるレディになること。「この娘にたった6カ月で上流階級の話し方を身につけさせることは可能なのだろうか。」ヒギンスは面白い実験材料が見つかった!と喜び、盟友のピカリング大佐と協力して、イライザを徹底的に教育する日々が始まる。
 
 


永井省伍
衣装プランナー

2022年国際文化学部国際ファッション文化学科プロデューサー・ジャーナリストコース卒業。主に舞台衣装のプランニングや制作を中心に活動。漫画やアニメの舞台化作品などで、衣装デザインから制作進行管理、スタイリングを主に手掛ける。舞台「WIND BREAKER」(2025)、「サイボーグ009 -13番目の追跡者-」(2025)、「サイボーグ009」(2024)、「モンスターボックス」(2025)、「わたしの幸せな結婚-帝都陸軍オクツキ奇譚-」(2023)など。
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  •  今回の作品は1938年のロンドンを舞台としています。美術デザイナーのパメラ・ハワードさんのデザイン画をもとに、日本で衣裳製作チームを組み、製作およびスタイリングを行いました。ただデザイン画をそのまま形にするのではなく、まずは自分自身が1938年当時のロンドンを知ることから始めました。
     当時のファッションの流行や主流だった生地など、その時代性を表現するための知識や資料は文化学園の図書館で調べました。それをもとに、恩師である下山先生にも相談し、自分なりの解釈をお話ししながらさらに理解と知識を深めていきました。そうしたリサーチと対話を重ねたうえで、パメラ・ハワードさんのデザインが持つ本質を大切にしながら、日本の衣裳製作チームとともに素材選びや縫製、シルエットの細部に至るまで丁寧に検討を重ねました。
     特に意識をしたのは、1938年という時代の空気感や登場人物が生きてきた背景が、衣裳を通して自然に立ち上がるように製作を進めたことです。また、日本で製作するからこそ可能な繊細な技術や感覚を活かしつつ、原作やデザイン画への敬意を忘れず、舞台上で俳優が安心して役に集中できる衣裳であることも大切にしました。衣裳が単なる装飾ではなく、物語や人物を静かに支える存在となることをめざしています。

 


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