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ひとことでいえば、 ということになるのでしょう。
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建物の安全性にかかわることを専門分野としています。 とくに人間の視点や人間の意識などに注目した調査・研究を行っています。 具体的な内容のいくつかを下記に記しました。
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積載荷重
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住宅の積載物はあまり注目されていませんが、時々床が抜け落ちるといった事故も発生しています。 床の耐えられる荷重やたわみなど、木造を中心として解析等を行っています。 また、これらを確率的に統計処理することで、設計時にどう活用出来るかといったことも提案しています。 最近では、ベランダの屋上緑化などの荷重についても注目しています。
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地震防災
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人々の防災意識や帰宅困難者に対する問題などに注目し、いくつかの研究をすすめているところです。 卒業研究などをとおして、災害時の帰宅困難者にどのような問題が発生するのか、どのように解決すべきか・・・などについて考えてきました。 またNPO法人JASOなどの活動も含め、都市直下型地震が発生した際の生活被害やまちの対応などに関する調査研究も行っています。
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住宅性能
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住宅を買う、借りるといった際には、様々な住宅性能を人々がどのように選択しているのでしょうか? 住宅は、家電製品や自動車などと比較すると、価格も高く、一生に一度の買い物・・・という人が多いにもかかわらず、自分で吟味して性能を比較する人は少なく、専門家任せにしてしまう人が多いのが現状です。 これらの現状やその要因、解決すべき方向性などについて、調査を通じ、考えています。
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住教育
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防災教育、環境教育など、住教育についても最近は具体的な活動をしています。 これまでも、卒業研究などを通じて、幼児向けや小学生向けの教育絵本を作成したり、パソコンで自分の家の安全性を確認できる啓発ソフトを作ったりしてきました。 |
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力と形
(1年半期)
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安全な建物というのは、力と形のバランスがとれている。その安全性を検証するために力学を学ぶことになるが、この「力」について十分に理解しておく必要がある。力学等を学ぶ前の段階で、数学や物理の初歩的な知識を学び、さらには建物の形とその力の流れのバランスについて理解する。 |
構造力学 I
(2年半期)
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建物の安全性を検証するためには力学を学ぶ必要がある。構造力学[1]では、静定構造物とは何かを学んだ上で、構造物に種々の力が加わったとき、建物の躯体にどのような力が生じているのかを学習する。力学の計算手法のみでなく、建物への適用も含めた理解を目的とする。 |
構造力学 II
(3年半期)
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建物の構造安全性を検証するために力学がある。構造力学[1]では静定構造物の応力について学習したが、構造力学[2]では柱・梁などの各種断面に作用する力について学習する。建物を設計する際に、各種部材寸法をどの程度にすれば安全であるかといった、設計デザイナーとして把握しておくべき基本的な考え方を理解する。 |
建築材料学実験
(3年半期)
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本実験は、建築材料学の講義と相まって、実験を通じて材料の性質や使用上の諸性能を実体験することによって理解することが目的である。さらに、計測する技術や統計的処理の手法を学び、実際の監(管)理などに役立つ知識・知恵を養うことにもなる。本実験では、主な構造用材料や仕上げ材について、JISによる実験や、ビデオ教育及び見学会等を通じて材料学を体験する。 |
建築演習 I
(3年通年)
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前期は2課題に取り組む。課題A:大学近辺の具体的な場所を選び、「建築家のアトリエ兼住まい」を設計する。オープンデスクの形をとり、実践を通して「計画=planning」とは何か、「設計=design」とは何かを学ぶ。建築デザインの世界で「約束事」として決まっていることをキチッと学び、同時に、自分の「五感経験」を具体化する方法を学ぶ。提案には、未来を志向する「仮説」が含まれていることが望ましい。設計は「空間」の設計でもあり「時間」の設計でもあることを学ぶ。課題B:「高齢者住宅」をテーマに、集住のメリットを生かし、高齢者に配慮した居住の場の計画提案を行う。後期では、展示空間や食事空間を実際にデザイン・制作し、また研究および設計・制作におけるテーマの作り方や進め方について学ぶ。 |
構造力学 III
(4年半期)
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これまでに構造力学[1]では静定力学、構造力学[2]では材料力学・断面力学を学んだ。これらは静定構造物に対する力の釣り合いを主とした力学であったが、構造力学[3]では、力の釣り合いだけでは解くことの出来ない不静定構造物の力学について学ぶ。 |
卒業研究
(4年通年)
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1年間の卒業研究を通して、事実の分析力、論理的思考力、提案の構想力と表現力などを養うことを目的とする。研究テーマを設定し、個々の意思を尊重しながら、指導担当者を決め、研究を進める。各自のテーマに沿った論文をまとめ、さらに論文に伴った実物製作および設計を行うこともできる。 研究テーマはおよそ次の5分野が考えられる。 【1】住戸・インテリア計画、住様式論(集合住宅や戸建住宅の間取り・インテリア・住まい方など)、 【2】住居・住宅地計画(住居の集合形態・街区環境・住宅供給システムなど)、 【3】住居構造学(住まいの安全、防災教育)、 【4】各種建物・地域施設計画(公共施設・商業施設・外部空間の計画など)、 【5】地区・都市計画(コミュニティ形成・まちづくり・公共空間の計画など) |
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大学院修士課程
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>>各授業の詳細はこちら |
住環境デザイン原論A (防災安全)
(1年前期)
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住宅は生命と生活を守るべき安全な器であることが求められるが、しばしば各種災害によってその安全性が脅かされることがある。しかし、これらは事前に情報を得ることによって、被害を最小限に抑えることも可能である。現代の生活を脅かす様々な災害に対して、安全を確保するために必要な情報や、具体的な防災対策について学習する。 |
住環境学特論 (研究方法論)
(1年前期)
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住環境学に対する様々な研究方法を通して、住環境学の研究領域とその現状を把握し、加えて、新しい住環境学のあり方を探ることを目的としている。 |
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日本建築学会:建築設計資料集成 総合編 (日本建築学会編)
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丸善 |
平成13年6月30日 |
共著分担 pp.052〜057 |
後藤久・沖田富美子編著: シリーズ<生活科学> 住居学
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朝倉書店 |
2003年6月1日 |
共著分担 pp.130〜151 |
日本建築学会: はじめてまなぶ ちからとかたち
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丸善 |
2003年10月30日 |
共著 |
日本家政学会編:家政学事典
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朝倉書店 |
2004年7月 |
共著分担 |
日本建築学会: 建築物荷重指針・同解説 第4版
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日本建築学会 |
2004年9月15日 |
共著分担 3,4,8章 |
梁瀬度子・中島明子他編: 住まいの事典
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朝倉書店 |
2004年11月 |
共著分担 第4章4.5担当 |
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卒論テーマ 一覧 |
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2005年度
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2004年度
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鵜澤 沙織
建築デザインコース |
大地震時の外出先における市民の避難行動に関する研究 -避難経路に対する情報入手手段および判断に着目した分析- |
加瀬 千春
建築デザインコース |
学生および主婦を対象とした省エネルギーに対する行動と意識に関する研究 |
中村 圭江
建築デザインコース |
2005年度学長賞
新潟県中越地震による応急仮設住宅のインテリアおよび エクステリアに関する現状調査 -長岡市中央地区および悠久山地区を対象とした分析- |
篠 えりか
住居デザインコース |
練馬区における自主防災組織の活動実態と住民の意識に関する研究 -各種訓練による活動事例の分析- |
伊藤 政美
住居デザインコース |
木造戸建住宅に対するユーザー用チェックリストに関する分析 -居住者の視点を重視したチェックリスト提案- |
小林 久美子
住居デザインコース |
首都直下地震における府中および調布在住者の帰宅困難に関する意識調査 -新宿からの徒歩帰宅経路に対する評価- |
鈴木 由里子
住居デザインコース |
高齢者の防災意識に関する研究 -葛飾区と練馬区の高齢者支援施設における防災意識調査- |
松栄 陽
住居デザインコース |
家庭ごみのリサイクルに対する市民の意識と行動に関する調査 -居住地域の分別方法に着目した分析- |
馬上 はるか
住居デザインコース |
首都直下地震における帰宅困難者のための帰宅支援マップに関する研究 -新宿から府中方面への帰宅者を対象とした歩行実験による検証- |
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細谷侑衣
住居デザインコース |
住宅造りの成功要因と失敗要因に関する研究 -戸建住宅建築経験者に対するアンケート調査の分析- |
中嶋三知代
建築デザインコース |
居住者が期待する住宅の要求性能及び表示方法に関する研究 -東京近郊在住者を対象としたアンケート調査の分析- |
山口裕子
住居デザインコース |
地震に対する意識および行動力に関する研究 -文化女子大学学生を対象とした実態調査- |
土屋絵里
住居デザインコース |
幼児期から試みる早期防災教育の研究 -家庭における地震対策用絵本の提案- |
鈴木亜矢子
住居デザインコース |
こどもの環境意識向上を目的とした絵本教材の提案 |
田尻美久
住居デザインコース |
家庭内事故の要因分析と高齢者のための防止対策に向けた提案 |
岸田朋子
住居デザインコース |
シックハウスに対する近年の動向調査に関する分析 -雑誌記事の分析および工務店に対するヒアリング調査- |
石下亜紀子
建築デザインコース |
地球環境に配慮した住まい方に関する研究 -住宅におけるエネルギー消費量に着目した分析- |
柴田梓
建築デザインコース |
住宅購入時に消費者が利用するチェックリストの項目およびその内容に関する分析 |
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