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取組概要
ファッション循環型社会対応教育の基本方針
現代社会は持続可能な社会の構築と地域社会の再生という課題を抱えています。
文化学園大学服装学部は服装・ファッションを専門とする学部でありますが、しばしばファッションは浪費の点で批判されています。
このような傾向を変え、リサイクルを中心にしたファッション産業の進展が不可欠であることから、今後のありうべき事業に参加し、遂行できるような学生を育成します。また、こうした学習成果を全国に広めていくためには地域との関連が不可欠であり、そのため地域連携のプロジェクトを通して学生を育成します。
本学の服装学部では、University Social Responsibility の理念に基づいた《服装学部USR推進室》を中心に、ファッション循環型社会対応教育の取組を始動させ、新しいファッション教育のあり方を模索しています。
第1に、従来のカリキュラムと平行し、環境に配慮するビジネスモデルを構築できる人材育成のための「ファッションエコモデルプロジェクト」を行います。同時に、学内繊維関連ゴミの回収とリサイクルを通じて、大学が可能なリサイクルモデルを実現します。
第2に、それらの教育成果と連動して、地域社会を再構築し、活性化することのできる人材育成のための「地域・社会連携プロジェクト」を行い、大学の社会的責任を射程に入れた新しい教育を実現します。
第3に、中国など今後ファッションのリサイクルが必要になる地域と共同して、ファッションリサイクル関連カリキュラムの国際的開発を進めていき、ファッション環境教育の先駆的役割を果たします。
服装学部USR推進室とは?
これからの「新しい大学」のあり方として、単に社会に責任(Responsibility)を果たすという受動的な姿勢ではなく、もっと積極的に社会に貢献(Contribution)していく姿勢が必要であると考えています。このような背景から、本学服装学部では社会の一員として積極的に責任を果たしていき、服装学教育のあるべき姿を追求していくために、服装学部USR(University Social Responsibility)推進室を設立しました。