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「平成30年度文化学園大学 特別公開講座」のお知らせ

平成30年度 文化学園大学特別公開講座を開催いたします。

卒業生の方々も自由に参加できますので、どうぞお越しください。

 

タ イ ト ル:万葉びとの染織文化 

サブタイトル:【万葉集】にみる古代人の知恵と、日々の哀歓

講        師:文化学園大学 教授・造形学部長  堀尾 眞紀子(ほりお まきこ)氏

日        時:平成31年2月27日(水)16:30~18:00(開場16:00~)

場        所:文化学園大学 A館20階(A201講堂)

                〒151-8523 東京都渋谷区代々木3-22-1

定        員:350名

参   加   費:無料

問 合 せ 先:03-3299-2517

 

(講演の趣旨)

奈良時代の「万葉集」には、天皇から庶民までの歌、約4,500首が収められていますが、服飾や染織、色彩にまつわる歌がたいへん多く半数近くにものぼります。そこには、原料となる草木を刈り取るところから、紡ぐ、織る、染める、とあらゆる工程が、人を想う切なさ、あるいは家族との別れの悲しみを託して、さまざまに詠われています。それらを通して、万葉びとの自然の恵みを暮らしに生かす知恵と、日々の哀感、歓びをたどります。

 

(講師略歴)

堀尾眞紀子(ほりお・まきこ)

文化学園大学教授・造形学部長。東京藝術大学美術学部、同大学院美術研究科修了。フランス国立美術工芸大学留学。主な研究として、染織文化を中心に造形とその社会背景。また国内外の造形作家、特に女性画家の研究。著書に『画家たちの原風景』(第35回日本エッセイストクラブ賞受賞、NHK出版)、『フリーダ・カーロ』(中央公論社)、『絵筆は語る』(清流出版)、『女性画家10の叫び』(岩波書店)など多数。奈良県立万葉文化館建設委員、同運営委員、万葉古代学研究所客員研究員、万葉文化館評議員ほかを歴任。

 

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