学長メッセージ/沿革

学長メッセージ

清木 孝悦 学校法人文化学園 理事長
文化学園大学 学長

清木 孝悦
SEIKI,Takayoshi
1957年兵庫県神戸市生まれ。京都大学法学部卒業。1980年文部省入省。2013年文部科学省生涯学習政策局長。2018年学校法人文化学園理事・文化学園大学事務局長。2022年12月より学校法人文化学園理事長・文化学園大学学長。
いまこそ 学びを深め、
「新しい美と文化」を創造するとき

 文化学園は、1923年に「文化裁縫女学校」創立以来、昨年100周年を迎えました。
 そして、文化学園大学は、建学の精神に「新しい美と文化の創造」を掲げ、1950 年に文化女子短期大学(当時)として発足し、1964年には文化女子大学(当時)が開学して以来、歴史を重ね、今日に至っています。
 教育・研究の起点を「ファッション」においた本学は、ファッション教育に、デザイン、素材、機能性、快適性、社会科学、ビジネスなどの観点からアプローチし、ファッションが持つすべての可能性を切り拓くものと捉えました。一方で、ファッションは生活の質(Quality of Life)の向上や社会・文化・産業の領域に展開するものとしました。即ちそれは、人々の価値観やライフスタイルに関わる「文化」の創造に繋がるものと考え、現在、教育の領域は造形、建築、国際文化、観光などにも拡がっています。これらの学びはファッションというひとつの軸の中で捉えられており、このような教育の特色と個性を有する学びの場であることが、本学が、一人ひとりの学生の学びの希望と社会からの期待に応えることになると確信します。
 本学は3つの学部と大学院から成る総合大学です。社会との実質的な結び付きを持つ教育・研究は、都心に立地することが大きなアドバンテージとなっています。また、キャンパスには高水準のファッション関連の施設と最新の設備が整い、そしてアジアやヨーロッパなどからの留学生が共に学ぶ、グローバルな環境であることも魅力のひとつです。
 本学は、2020 年以来の新型コロナウイルス感染症拡大の中で、教育の質と機会を確保するよう、体制や支援の仕組みを整えてまいりました。その結果、専門科目やプログラムにおいては教育の方法を一新することとなり、これを活かして学びを深めてもらえるよう努め、人類の歩みに不可欠な「文化」の創造を続けていくことについて、改めて考える機会と致しました。
 今日、学びのあり方は「知識偏重型」から「思考力・判断力・主体性重視型」への移行が求められています。本学でも社会の動向に先んじて、学生一人ひとりが『主体的に考え、応用する力』を養うアクティブな技法を取り入れてきました。多くの卒業生が、その経験と知識や応用力を糧に社会や産業界で広く活躍しています。
 自由で個性を重視するクリエイティブな学びにチャレンジする皆さんを、本学は、独自の特色と自由な学風で迎える準備が整っています。皆さん、グローバリゼーション、イノベーションなど変化への対応とサスティナビリティ―、ダイバーシティなどの視点が求められる新時代において、創造的で素晴らしい人生を築き上げていく力を、ぜひ文化学園大学で獲得してください。

沿革

服装学、生活造形学のパイオニア

文化学園大学は、文化女子短期大学として1950年にスタートして以来、1964年には文化女子大学を創設し、70年をこえる歴史と伝統とともに、服装学・生活造形学のパイオニアとして独自の教育理念を培ってきました。1991年には文学部国際文化学科と英語英文学科を設置するなど着実に学びのフィールドを広げてきました。また2000年には、家政学部は服装学部と造形学部の2学部となり、現在では国際文化学部とともに日本の服装学・造形学・住環境学分野の研究・発展をリードし、新しい時代に対応できる人材を育成しています。

未来へと歩みを進める総合教育機関へ

本学は、大学院などの設置によって総合教育機関としての教育体制を確立しており、社会から寄せられる独自の教育・研究システムへの期待は近年ますます大きくなっています。2011年に校名を「文化学園大学」「文化学園大学短期大学部」へと変更、2012年に全学部学科で男女共学の教育がスタート、そして、2015 年に現代文化学部(2020年度入学生より、国際文化学部に名称変更)を小平キャンパスから新都心キャンパスに移転し、全学部学科と教育研究資源を代々木へ集結。より充実した環境で、さらなる未来へと大きく歩みを進めています。

1950年 文化女子短期大学開学 服装科を設置
1964年 文化女子大学開学 家政学部服装学科を設置
文化女子大学短期大学部に名称変更
1965年 短期大学部生活造形科を設置
1966年 家政学部生活造形学科を設置
1968年 短期大学部専攻科を設置
1969年 文化女子大学室蘭短期大学開学
1972年 大学院家政学研究科修士課程を設置
文化女子大学附属すみれ幼稚園開園
1974年 文化女子大学附属杉並高等学校開校
1976年 文化女子大学室蘭短期大学附属幼稚園開園
1979年 文化学園服飾博物館開館
1983年 文化女子大学附属長野高等学校、
文化女子大学長野専門学校開校
1985年 小平キャンパス校舎完成
1986年 文化女子大学附属杉並中学校開校
ファッション情報科学研究所開設
1987年 短期大学部国際文化学科を設置
1989年 大学院家政学研究科博士後期課程を設置
短期大学部専攻科国際文化専攻を設置
1991年 文学部国際文化学科・英語英文学科を設置
1994年 文化学園テキスタイル資料館開館
(現:ファッションリソースセンター)
1998年 大学院家政学研究科生活環境学専攻を設置
大学院国際文化研究科国際文化専攻を設置
新都心キャンパスに21階建高層校舎完成
1999年 文化学園ファッションリソースセンター開設
文化・服装学総合研究所を設置
2000年 家政学部を服装学部と造形学部に改組し、 服装学部服装造形学科・服装社会学科、 造形学部生活造形学科・住環境学科を設置
文学部健康心理学科を設置
2003年 大学院家政学研究科を生活環境学研究科に名称変更
新宿文化クイントビルに文化学園服飾博物館を移転
文化・衣環境学研究所、文化・住環境学研究所開設
2004年 文学部を現代文化学部に名称変更
現代文化学部国際ファッション文化学科を設置
2008年 文化女子大学留学生別科を設置
文部科学省「服飾文化共同研究拠点」に採択され、 文化ファッション研究機構を設立
2009年 文化女子大学室蘭短期大学附属幼稚園が、 文化女子大学附属幼稚園に園名変更
2010年 現代文化学部応用健康心理学科を設置
住環境学科を建築・インテリア学科に名称変更
2011年 校名を文化学園大学・文化学園大学短期大学部に変更
文化女子大学附属杉並中学・高等学校が文化学園大学杉並中学・高等学校に校名変更
文化女子大学附属長野高等学校、文化女子大学長野専門学校が文化学園長野高等学校、文化学園長野専門学校に校名変更
文化女子大学附属すみれ幼稚園、文化女子大学附属幼稚園が文化学園大学附属すみれ幼稚園、文化学園大学附属幼稚園に園名変更
2012年 文化学園大学・文化学園大学短期大学部が男女共学に
国際文化学科を国際文化・観光学科に名称変更
2014年 生活造形学科をデザイン・造形学科に名称変更
文化学園長野中学校開校
2015年 現代文化学部を小平キャンパスから代々木に移転
短期大学部 専攻科 被服専攻をファッション専攻に名称変更
2016年 服装造形学科をファッションクリエイション学科に名称変更
服装社会学科をファッション社会学科に名称変更
短期大学部服装学科を短期大学部ファッション学科に名称変更
文化学園長野専門学校が文化学園長野保育専門学校に校名変更
2020年 現代文化学部を国際文化学部に名称変更
2022年 文化学園長野保育専門学校が文化学園大学保育専門学校に校名変更
  • ピエール・カルダン 1958年にフランスの新進デザイナーのピエール・カルダン氏が初来園。
    それ以降もカルダン氏は何度も来園し、本学園でファッションショーを開催しています。(写真は1961年の来園時に大沼元理事長がキャンパスを案内している様子)
  • ココ・シャネル ヨーロッパ研修旅行中にココ・シャネル女史のアトリエを訪ねて。女史と大沼元理事長(1964)
  • 美智子様 文化学園創設60周年を祝う年、文化学園服飾博物館の開館に合わせて行啓され、学生のお迎えに応えられる美智子皇太子妃殿下(現:上皇后陛下)(1979)
  • 雛人形・雛道具に映し出された雅の世界 2014年、大学創立50周年記念行事の一環として、文化学園服飾博物館にて記念展「雛人形・雛道具に映し出された 雅の世界」を開催。
  • 新たな100年に向けて 1923年(大正12年)「文化裁縫女学校」が日本初の洋裁教育の学校として認可を受けて以来、学校法人文化学園は2023年6月23日に創立100周年を迎えました。