【ご報告】新国立劇場オペラ公演「椿姫」演出・衣裳デザイナーによる特別講義
update 2015.04.25
去る2015年4月23日(木)、服装学部服装造形学科(※2016年度「ファッションクリエイション学科」に名称変更)・現代文化学部国際ファッション文化学科の学生を対象に、新国立劇場オペラ公演「椿姫」の演出・衣裳を担うフランスの気鋭演出家ヴァンサン・ブサール氏と、衣裳スーパーヴァイザーのエリザベート・ドゥ・ソーベルザック氏による特別講義が開催されました。
当日は資料取集、デザイン画作成、仮縫い、衣裳合わせから物語に込めたお二方の想いも含め、完成に至るまでの興味深いお話を伺いました。「椿姫」の舞台は19世紀のパリですが、お二人の手がける衣裳は現代の息吹をたっぷり取り込んだ斬新なものばかりです。恋人と別れ、病を得て亡くなってしまう悲しい運命のヴィオレッタ(椿姫)ですが、21世紀の東京の舞台では、素晴らしいドレスを身に付けて堂々と歌いあげるのでしょう。
特別講義に参加したのは現代文化学部国際ファッション文化学科・服装学部服装造形学科の学生200人余りで、舞台衣裳にも大きな関心のある学生が多く、会場に持ち込まれた制作中の衣裳を間近で見学でき、とても有意義な時間を過ごしました。5月から始まる公演のご成功をお祈り申し上げます。
新国立劇場オペラ公演「椿姫」演出・衣裳デザイナーによる特別講義
特別講座の様子は、新国立劇場 オペラのHPでもご紹介いただきました。詳細はこちら
公式HP>> 新国立劇場 オペラ