
建築とインテリアを主体的・協働的に学ぶための5つの領域
生活者の視点で、「日常生活を快適で豊かにする空間」づくりを考えることができる、柔軟な感性や発想力を養います。3年次からの将来を見据えた2つのコースに分かれて、より専門的な学びから社会的課題に対して、論理的かつ創造的に解決・提案できる力を身につけます。
建築・インテリア学科で学ぶ専門科目の「5つの領域」。「企画・計画・提案」を根幹とし、工学系科目群「サイエンス&テクノロジー」、文系科目群「文化・社会」、芸術系科目群「アート&デザイン」、そして本学科の特色ある科目群「身体・感性」がバランスよく配置されています。
学びの流れ
感じる力と表現する方法。その両方を基礎からしっかり学ぶ。

アートやデザインに関する科目が多いのが特長で、発想力や感性を磨きます。図面や模型、パースなど、空間をカタチにして伝える方法も基礎から身につけることができます。デザイン発想の訓練を重ね、小課題を通して、空間デザインの基礎を理解します。
「住まう」を意識した学びから発想し、空間をデザインできる力を身につける。

「住まいの設計」をはじめ、「住まう」を意識した科目・課題を通して、生活者視点を身につけます。また、3年次からのコース選択を見据えながら、サイエンス&テクノロジー、文化・社会、企画・計画・提案、身体・感性、アート&デザインの5つの学びの領域から多方面に学び、それらをデザインに結びつける力を身につけます。
より実践的な課題にチャレンジし、自分と社会の接点を考える。

インテリアと建築、それぞれのコースに分かれて、ブランドショップ・集合住宅・公共空間の設計、リフォーム、古民家改修、街づくりなどの課題を通して、人の暮らしや社会のニーズを分析し、地域環境との関わりや実践性を踏まえたデザインを学びます。
- インテリアデザインコース
- 建築デザインコース
ゼミに所属して、それぞれのテーマで卒業研究に取り組む。

ゼミに所属し、4年間の集大成となる卒業研究に取り組みます。各自の問題意識に基づいてテーマを設定し、「卒業研究展」に向けて論文・制作それぞれの方法で学びを形にしていきます。優秀な研究は、卒業設計コンクールへの出展や学会での発表など、学外でも高く評価されています。
在学生の声
インタビュー時
2年生
- 印象に残っている授業は?
-
1年次の授業で衝撃を受けたのは「感性表現Ⅰ」という授業。自分の五感で感じた刺激を表現したり、音楽を聴いて音をかたちにしたりと面白い課題ばかりで、感性が鍛えられた、という感じです。
インタビュー時
2年生
コース(3年次より2コースに分かれます)
- インテリアデザインコース
-
感性と理論の視点で、インテリアのスペシャリストに
心地良いと感じるインテリア空間を、感性と理論の両論で理解する教育が特長です。また、インテリア業界に特化した企業研究や自己分析を実施し、進路決定までのサポートを手厚く行っています。
-
トレンド分析で、デザイン感覚を磨く
最新のインテリアデザインを取り上げ、そのデザインが何から発想されているのかを分析。多くのインテリアデザイナーがアートやファッションなど、他分野から影響を受けていることに気づき、トレンドを見極める目を養います。
-
実務を意識した、プロフェッショナルな指導
どの制作課題においても、インテリア空間と人とコト・モノなど実務的な内容まで細かくチェックします。普段から「インテリアデザインの世界で働く」ことを意識することで、学びを将来に繋げます。
- 建築デザインコース
-
暮らしの中から生まれる空間デザインを学ぶ
建物のかたちをただデザインするのではなく、その中で人がどう過ごすのかを意識した空間デザインを考えます。人の暮らしや社会のニーズを分析し、デザインができるように指導します。
-
柔軟な発想で、新しい建築のあり方を考える
一般的な建築の型を学びつつ、アートや他分野にも目を向け、柔軟かつ自由な発想で既存の枠組みを乗り越えて、新しい建築や空間を導く力を身につけます。
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建築を取り巻くあらゆる地域や社会状況を考察する
ランドスケープを含む環境を考慮し、街づくりまでを意識して企画・提案します。敷地周辺のリサーチに基づいて考察を深め、提案に結びつける力を養います。
- インテリアデザインコース
- 建築デザインコース

感性と理論の視点で、インテリアのスペシャリストに
心地良いと感じるインテリア空間を、感性と理論の両論で理解する教育が特長です。また、インテリア業界に特化した企業研究や自己分析を実施し、進路決定までのサポートを手厚く行っています。
トレンド分析で、デザイン感覚を磨く
最新のインテリアデザインを取り上げ、そのデザインが何から発想されているのかを分析。多くのインテリアデザイナーがアートやファッションなど、他分野から影響を受けていることに気づき、トレンドを見極める目を養います。
実務を意識した、プロフェッショナルな指導
どの制作課題においても、インテリア空間と人とコト・モノなど実務的な内容まで細かくチェックします。普段から「インテリアデザインの世界で働く」ことを意識することで、学びを将来に繋げます。

暮らしの中から生まれる空間デザインを学ぶ
建物のかたちをただデザインするのではなく、その中で人がどう過ごすのかを意識した空間デザインを考えます。人の暮らしや社会のニーズを分析し、デザインができるように指導します。
柔軟な発想で、新しい建築のあり方を考える
一般的な建築の型を学びつつ、アートや他分野にも目を向け、柔軟かつ自由な発想で既存の枠組みを乗り越えて、新しい建築や空間を導く力を身につけます。
建築を取り巻くあらゆる地域や社会状況を考察する
地域や社会に目を向け、学生自身による発見と気づきをもとに、社会的課題の解決やまちづくりに向けた提案に結びつける力を養います。
卒業に必要な履修単位数
単位は、授業を受けて試験などに合格することで取得ができます。造形学部を卒業するには、下記の単位を取得する必要があります。詳細は、入学後に配布される「履修要項」をご参照ください。
科目種別 | 履修単位数 |
---|---|
総合教養科目 外国語科目 |
30単位 (総合教養科目 13単位以上、外国語科目 4単位以上) |
コラボレーション科目※1 | 2単位 |
キャリア形成教育科目※2 | 2単位 |
専門教育科目 | 80単位 |
自由選択科目 | 10単位 |
合計 | 124単位 |
※1 「学部・学科をこえた学生同士」「専門の異なる教員同士」「本学と産業界・地域・国内外の大学」などのコラボレーションを意図して開講される科目。
※2 自分の将来について考え、大学生活のみならず卒業後も含めた豊かな人生をデザインできるような視野を身につける目的で開講される科目。
資格
取得資格・免許
定められた課程を履修することで、大学卒業時に取得できる資格です。
なお学芸員として勤務するためには採用試験に合格する必要があります。
- 学芸員
受験資格
定められた専門課程または指定科目を履修することで受験資格が得られます。
資格によっては卒業後に実務経験が必要なものもあります。
- 一級建築士(卒業後実務経験2年を要する)
- 二級建築士・木造建築士
- ピアヘルパー
目標資格
取得資格とは違い、誰でも(学生・社会人など)がチャレンジできる資格です。
自分の目的にあわせて学びを深めることで合格の道が開けます。
- カラーコーディネーター検定
- アドビ認定資格
- インテリアコーディネーター
- インテリアプランナー
- マンションリフォームマネジャー
- キッチンスペシャリスト
- 福祉住環境コーディネーター検定
- 商業施設士
- 照明コンサルタント
- TOEIC®/TOEFL®
- 実用英語技能検定
- 秘書技能検定
- 日商パソコン検定
就職・キャリアサポート
卒業後の進路
- 卒業後にめざす主な職業
- 建築士(建築設計・施工監理)/インテリアデザイナー/インテリアコーディネーター/リフォーム(営業・設計・監理)/ショールームアドバイザー/ハウジングアドバイザー/CAD オペレーター/商品・企画販売 など
卒業生の声
[2017年度卒業生]
インテリアデザイナー
株式会社ドラフト
- BUNKAで身についたこと
-
建築・インテリア学科では、図面の描き方やツールの使い方といったスキルはもちろん、デザインするための感性を磨くことができました。恩師はいつも「美しい空間だけでなく、そこでどのような体験ができるかを考えることで、人々に喜ばれるものになる」と教えてくださいました。今も、デザインの構想を練るときは、空間のビジュアルに加えてその場で過ごす人々の姿も想像しながらアイデアを詰めていきます。
[2017年度卒業生]
インテリアデザイナー
株式会社ドラフト