BUNKAでは“社会貢献”のひとつのカタチとして、大学で学んだ知識や技術を生かし、さまざまな企業や地域社会との共同プロジェクトに取り組んでいます。密に連携した活動は、地域の教育や文化活動にも大きく貢献しており、実社会で必要とされるコミュニケーションの重要性を学ぶ絶好の機会です。
※掲載情報は過年度の実績を含みます。
また、ここに掲載している取り組み以外にも新たに連携活動を行った際には、本学HPの「新着情報」でお知らせします。
- 産学・地域連携活動
企業とつながる - 産学・地域連携活動
地域とつながる - 文化学園大学USR推進室
企業とつながる
東京の木の魅力をPR(2010年~)
秋川木材共同組合 × 建築・インテリア学科 インテリアデザインコース
産学・地域連携授業の一環として、東京の木の魅力をPRすることを目的に授業で取り組みました。制作にあたり、東京都多摩市にある木材産地の見学や企業に訪れプレゼンテーションを行うなど、連携ならではの貴重な体験をかたちにしました。完成したインテリア作品は、連携先のショールームと学内で展示されました。
環境展示会「エコプロ」に出展(2011年~)
服装学部・USR推進室
600を超える先端エコ企業・団体・NPO・学校が出展し、あらゆる分野で役立つ環境・エネルギー技術や最新エコ技術を紹介する合同展示会(東京ビッグサイト)に参加。本学ブースでは、授業で出た余り布や糸、不要になった衣料をもう一度繊維状に戻した「反毛(はんもう)」による作品や、リサイクル・リユース・リデュースを切口とした作品の展示など、ファッションを通してエコを考える取り組みを紹介しました。
小田急線の魅力をPRする企画(2014年~)
小田急電鉄(株) × 国際文化・観光学科
観光業を盛り上げるきっかけになるようなプランや、沿線の定住人口増加促進のための広報プロジェクトの企画に取り組んでいます。学生の企画は、小田急電鉄のWebサイトやSNSで活用されたほか、同社より講評をいただきました。
「nuovo」新制服が商品化(2015年~)
フォーク(株) × ファッションクリエイション学科
フォーク(株)が展開する事務服ブランド「nuovo」と3・4年生および教員が、企業向けオフィスレディ制服「シルエットオーバーブラウス」の共同開発を行いました。学生たちは、被験者として着心地や伸縮性などの実験に協力。フォーク(株)が蓄積してきたノウハウと、本学の人間工学に基づく立体裁断法とのコラボで「綺麗なシルエットでより動きやすい」制服が実現し、商品化されました。
ニチベイブラインドコンペティション(2017年~)
(株)ニチベイ × デザイン・造形学科/建築・インテリア学科
(株)ニチベイより提供されるブラインドを用いて住宅の窓回り空間を演出するデザインを提案・制作。テーマにあわせたデザインに仕上げています。
ニチバン商品開発プロジェクト(2018年~)
ニチバン(株) × デザイン・造形学科 グラフィック・プロダクトデザインコース
「セロテープ」でお馴染み、国内大手の企業であるニチバン(株)のテープ開発部に向けて、粘着剤で生活をより豊かに楽しくするものをテーマに、日々の生活の中で「こんなものがあったら」と思う商品を3年生が考え、チーム別にデザイン案を行いました。
KISARAZU CONCEPT STOREに近畿大学バイオコークス研究所との体験・展示ブースを開設(2023年〜)
三井不動産(株) × 近畿大学バイオコークス研究所 × 服装学部 ファッション社会学科
衣類から次世代再生可能エネルギーを創る研究を公開・展示するブースを開設。「エシカルザンプ®*」の製造プロセスの体験や、展示を通して「循環型ファッション」について学習できるほか、本学科の学生が企画・提案するイベントも実施しています。
*エシカルザンプ...近畿大学バイオコークス研究所と文化学園大学との共同研究で生まれた燃料資源や製品群(商標登録 登録第6552006 号)。
地域とつながる
ファッションショー体験イベントを実施(2010年〜)
服装学部 ファッションクリエイション学科
ファッションクリエイション学科4年次では、毎年ファッションショーを開催しており、その特別企画として小学生から高校生までを対象に、ファッションショースタッフの体験や、バックヤード&リハーサル見学を開催しています。(対象学年・イベント内容は年度によって変更あり)ファッションクリエイション学科の教育内容を理解していただくとともに、参加者にファッションに対する新たな興味や関心を持ってもらえる機会となっています。
古民家改修・ワークショップを実施(2010年~)
長野県須坂市 × 造形学部
市の地域活性化を図る目的で、造形学部の学生と地元の職人や農家の方の協力のもと、須坂市仁礼地区にある古民家を、少しずつ改修するプロジェクトを毎年行っています。今年は土間の改修で叩き作業を行った後、モザイクタイルでアクセントをつけ、彩りを添えました。また地域住民とのワークショップでは、草木染め、郷土料理作りなどを実施し、交流が深まりました。
「染色」をキーワードに街の活性化をめざす『染の小道』に参加(2010年~)
東京都新宿区中井・落合 × 造形学部 デザイン・造形学科
東京都新宿区中井・落合を「染の街」として、地域活性化につなげることを目的とした住民主体のイベント『染の小道』に、造形学部デザイン・造形学科の学生が参加しています。デザインから染色、縫製までを行い、イベント当日は中井の店舗に制作した暖簾を飾り、街を華やかに彩りました。
「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定(S-SAP)」を締結(2018年〜)
東京都渋谷区 × 学校法人文化学園
渋谷区が地域企業や大学等と自治体の連携を強化し地域社会の課題解決をめざす取り組みです。国際文化・観光学科では、デジタル地域通貨「ハチペイ」の利用促進策、都営住宅空き店舗の活用策の解決に向けた提案・イベントの開催など、渋谷区と協働し、教育の特色を生かした連携事業や、地域社会の課題解決に取り組んでいます。
豊橋まつりアンバサダー衣装デザイン協力(2019年〜)
愛知県豊橋市 × 三菱ケミカル株式会社 愛知事業所 × 服装学部ファッションクリエイション学科
愛知県豊橋市で行われる「ええじゃないか豊橋まつり」において、市内各小学校区から1名ずつ選出される『豊橋まつりアンバサダー』の衣装デザインに協力しています。ファッションクリエイション学科の学生を対象に集められたデザインの中から1点を厳選。ダンスコスチュームとして披露されています。
文化学園大学USR推進室
本学では、社会の一員として単に社会に責任を果たすという受動的な姿勢ではなく、もっと積極的に社会に貢献していく姿勢が必要であると考え、服装学をはじめとする文化学園大学の教育のあるべき姿を追究していくために、文化学園大学USR推進室を設立し活動しています。
- 文化学園大学USR推進室の取組み(外部サイト)