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【服装学部USR推進室】蒔絵スキーで長野県飯山市の伝統工芸とウィンタースポーツの魅力を発信

update 2016.03.25

仏壇スキーパネル-02
文化学園大学服装学部USR推進室の事業の一つとして展開している長野県飯山市との地域連携事業において、本学生が提案した「蒔絵スキー」が、開業1周年を迎えた北陸新幹線 飯山駅内の信越自然郷アクティビティセンターにて3月21日(月)より展示されています。

今年で7年目を迎えたこの事業は、2015年度本学コラボレーション科目「循環社会演習A -学んで発信!ふるさとプロデュース2015」で、学生が長野県飯山市の地を訪れ、豊かな自然や成熟した文化に触れながら得た経験をもとに、飯山の持つ魅力を広く発信するための方法を提案しているものです。

2015年度に行ったのは「飯山仏壇×スキー」
飯山市の伝統工芸である「飯山仏壇」。そこに用いられる「伝統的意匠をあしらったスキーがあったらCool!(カッコイイ!)」という学生のアイデアが、地元企業である㈲神仏の鷲森とのコラボレーションで実現しました。このスキーは、㈲神仏の鷲森の工房にて、仏壇職人の手仕事によりクロスカントリースキー板に漆塗りを数回おこなった上に蒔絵を施していただきました。
飯山市を代表する産業である「仏壇」と「スキー」。これらをひとつにして見せることで、「雪と祈りの町、飯山」の魅力を広く発信できればという想いが込められています。

仏壇スキーphoto-03
▲ 板の片方(左)は蒔絵が塗りあがったもの。もう片方(右)は、制作途中のもので制作経過を見ることができるようになっています。

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