服装造形学科(現・ファッションクリエイション学科)卒業生 佐藤史子さん
update 2018.06.07
〇今の進路に進んだ理由やきっかけ
在学中、テキスタイルや繊維に関する授業を受けた際、カケンで1週間実習をする機会がありました。その時初めて品質検査を行う職種があることを知り、学んでいることが生かせる仕事がしたいと思い今の仕事に就きました。
〇今の仕事内容
繊維製品や服飾雑貨、各種資材などの品質試験・検査と証明を行っている試験機関で、現在は主に受付・営業を行っています。
〇ファッションショーでの役割、苦労話やのちの人生に生かせたこと
私の担当していた衣装はテキスタイルをいかに素敵に見せられるかを重要視していたので、衣装デザインとテキスタイルデザインの擦り合わせが難しく、何回も話し合いを行いました。また、記録係ではトップを努めていました。リーダーシップをとれる性格ではないと思うので大人数をまとめるのは苦労しましたが、DVDが出来て作業風景のメイキングを見たときは達成感でいっぱいでした。ファッションショーは、ひとりではできないことが沢山ありました。チームプレーならではの苦労や仕事のこなし方は今でも役に立っていると思います。
〇仕事で大事なこと、自分の信念とは?
「日々勉強」です。繊維、染色、衣料品について仕事をしていても分からないことがまだまだたくさんあります。しかし、分からないことを分からないままにせず、常に向上心を持ってお客様と仕事に向きあうことを心掛けています。
〇大学生活を送る上でのアドバイス
BUNKAに入る人は、「将来こうなりたい!だからBUNKAを選んだ。」という人が多いと思います。しかしいざ勉強していくと課題は多いし、授業も実技が多く、日々目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまいがちだと思います。そういう時に思いつめるのではなく、今やっていることはいつか必ず自分の財産になるので、将来の自分のために是非踏ん張ってほしいと思います。
また、勉強以外にも趣味に打ち込むなど視野を広く持つことを心掛けると、意外なところでいいアイデアに繋がったりもするので、友人との息抜きも忘れずに大学生活を送ってください。