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就職内定報告2021:デザイン・造形学科

update 2022.03.18


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デザイン・造形学科 年生
千葉県/県⽴幕張総合高等学校 出⾝

内定先

企業名:株式会社東京サウンド・プロダクション
職種: 映像編集

事業内容:テレビ番組・各種映像コンテンツ(報道・バラエティ・ドキュメンタリー・ドラマ・ネット放送等)の企画制作、中継・配信事業、撮影、映像編集、MA、音響効果・選曲・音楽出版、ソフト制作事業


BUNKAへの進学を決めた理由

ものづくりは幼い頃から好きでしたが、職業として意識するようになったのは高校時代。美大に通う先輩が作品をプレゼンする姿を見て「デザイナー」という言葉がつく仕事に憧れを抱くようになりました。ただ、当時は何のデザインを極めたいかが決まっていなかったため、基礎から幅広く学んでから自分の専門分野を決められるBUNKAを選びました。

 
 

メディア映像クリエイションコースに進んだ理由

1・2年次にさまざまな授業を履修した中で、映像制作が楽しいと思ったことが一番の理由です。また、グラフィックや立体造形の分野では友人の優れた作品に圧倒され、自分が活躍するイメージがあまりできなかったこともありました。しかし、メディアの分野はもともとテレビや雑誌が好きだった自分にとって、コースの学びから卒業後の進路に対してイメージをしやすかったことも理由のひとつです。

 
 

どの「映像業界」に進むか

3年生のときに、コースの先生からWebコンテンツ制作会社のアルバイトを紹介していただきました。その会社の社長に進路の相談に乗っていただいたことで、テレビの分野が苦戦していることを改めて実感。しかしそれにより「大好きなテレビを衰退させたくない」と強く思うようになり、自分のめざす道が明確になりました。また、アルバイト中に映像制作に関するお話を聞けたり、資料を見せていただいたことは、卒業後すぐの進路だけでなくこの先の制作活動の参考にもなったと感じます。

 
 

内定先での業務と将来の目標

内定をいただいた会社では、テレビ番組の映像編集を行うセクションで勤務予定です。業務内容にはテロップのデザインも含まれるため、結果的に高校時代にめざしていた「デザイナー」の夢が叶ったことも嬉しいです。「10年後にはテレビ番組のオープニング映像を担当する」こと、そして、大学だけでなくこれから社会で培う知識や技術、経験も生かした「自分の作品」としての映像を世に出すことが目標です。

 



 
「小さな挫折」から次の道を見つける
 
自分がつくるものは、努力を重ねることで「優秀な作品」にはなっても「面白い作品」にならないことが1年次からの悩みでした。3年次にグループワークで映像制作のプロジェクトに取り組んだときに、他のメンバーが得意ではない部分を担当することで「映像をつくる」ために必要な存在になれると気づけました。自分の生かし方が見えてきたのは、日々の学びや取り組みの中でちょっとした挫折を味わっても、投げ出さずに違う方法を模索できたこともあったからだと思います。