就職内定報告2022:建築・インテリア学科
update 2023.01.18
茨城県/県⽴牛久栄進高等学校 出⾝
企業名:大和ハウス工業株式会社
職種:施工管理
建築・インテリアの分野に興味をもったきっかけ
私の地元に建築家の磯崎 新さんが手掛けたビルやコンサートホール、広場などの複合施設があり、魅力的な場所が身近にあったことが大きいです。その中でも特に広場は幼い頃に遊び場として利用していたことから、空間の面白さに気づくきっかけになりました。
さまざまな「建築」に触れた設計課題
BUNKAでは、ビルや集合住宅などの大規模な施設から、住居や店舗、クリニックなどの小規模な建物まで、さまざまな建物やまちづくりの計画を考える課題に取り組みます。ただ建物の設計をするのではなく、実務と同じようにどんな人々が利用するのか、建てる目的や解決したい課題は何か、建設地はどこでどんな環境かなどを念入りに検討します。建物の種類によって考えることが全く違うことを改めて認識しましたし、「利用する人たちに必要なものは何か」を考えることの楽しさにも気づけたことで、建築業界への興味がより深まりました。
建築の世界にどう関わっていくか
はじめは、ショッピングモールや複合施設などの大規模施設の設計職をめざしましたが、就職活動を進める中で、業界の方にお話を伺った結果、自己の適正から大規模施設を手掛ける設計職のスキルは、入社後の経験を重ねていくことで身につけていこうと考え、新卒では現場に深く関わることのできる施工管理をめざすと決めました。内定をいただいた大和ハウス工業㈱は、戸建ての住宅からショッピングモールまで幅広く手掛けている企業のため、得られる経験や知識が多く、自己の成長とともに企業への貢献ができると感じています。
今後の目標
まずは大学では学びきれなかった現場での経験を重ねていきます。特に施工管理は、現場の職人や周辺の住人と直接お話ができる仕事。設計課題ではできなかった、「実際に建てられていく過程」を学んでいきたいです。また、業務と並行して建築士の資格取得にも励み、最終的には自分が手掛けた施設で、地域が抱える課題を解決することが目標です。
「現場を知れる」機会は逃さない
3年次の夏休みにはさまざまな企業がインターンシップを実施していますが、私はその時期に自分の働く姿がはっきり見えず、参加する機会を逃してしまいました。焦っていたところ、友人の紹介で建設会社代表の方にお会いできることに。現場に出向いて業界のお話をお聞きできたことで、自分の就職活動の方針が立てられたと感じています。企業説明会が始まる頃からは、同じ業界をめざすクラスメイトと近況報告をし合いながら積極的に取り組めました。「現場を知れる」機会は本当に大切です。みなさん、ぜひインターンシップには積極的に参加してください!
-
学科を知る建築・インテリア学科
-
卒業後の進路就職・進路状況
-
BUNKAを知る受験生向けサイト