就職内定報告2022:国際ファッション文化学科
update 2023.02.01
福島県/ 県立あさか開成高等学校 出⾝
企業名:株式会社宝塚舞台
職種:衣裳スタッフ
好きなものに囲まれる仕事がしたい
幼い頃から服は好きでしたが、高校時代に友人の勧めで宝塚歌劇を観たことで、舞台衣装の世界に魅了されました。自分の将来を考えたときに「好きなものに囲まれる仕事がしたい」と思い、そこから宝塚歌劇で衣裳製作に携わる仕事をめざしました。
国際ファッション文化学科を選んだ理由
進学先を考えるときも、㈱宝塚舞台の採用実績から志望校を探しBUNKAの受験を決めました。国際ファッション文化学科を選んだのは、卒業イベントに取り組めることが一番の理由です。学びの中で実際に舞台をつくり上げ、「物語」の世界観を演者やダンサーの衣装として表現する経験ができる点が魅力的でした。
舞台で輝く人のために動きたい
1・2年次の基礎的な服づくりを学ぶ授業では「自分が着る服」をデザインから考えますが、3年次に行うファッションショーでは、他のメンバーがデザインした「モデルが着る服」を手がけました。デザイナーの意図に寄り添いながら、「誰かのための衣装」に携わる楽しさに気づいたこと、そして学年で一丸となってショーを完成させた達成感から、舞台で輝く人のために現場で動く衣裳スタッフこそ、自分が本当にやりたいことだと実感。宝塚歌劇の世界への想いがさらに強まりました。
内定先の業務と今後の目標
内定先での業務は、公演中の衣装の早替えやフィッティング、公演前後の衣装のお直しをはじめとした衣装管理などです。高校時代からの憧れの世界に進みますが、4年間の学びの中で気付いた「舞台で輝く人のために動く仕事がしたい」という気持ちを大切に、演者の皆さんから安心して衣装を預けてもらえるスタッフになれるようこれからも成長していきたいです。
学生生活そのものがアピールポイントになった
採用試験を受けるのは私と同じくファッションを勉強してきた人ばかりでしたが、宝塚歌劇への熱意とBUNKAでの経験や出会いがあったから、ご縁を頂けたと思っています。自分の学年のファッションショーや卒業イベントで衣装制作や舞台に携わっただけではなく、先輩方の舞台でもモデルや演者として出演し、舞台の裏も表も経験できました。目標がずっと変わらなかった私にとっては、日々の学びの中で十分に自分だけのアピールポイントをつくれたと感じています。
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