就職内定報告2023:国際文化・観光学科

update 2023.12.19

  • 国際文化・観光学科
    大成高等学校 出⾝

    ANAエアポートサービス株式会社
    グランドスタッフ



  • Tab high school

    お客様と直接関わる機会が多い職種であることに加え、自分の性格に合っていると感じたことが理由です。またこの企業でなら自分自身がさらに成長できる、と感じたことも決め手の一つです。


    ホテルスタッフをめざしていました。進路を考えていたときに、担任の先生から「日々の経験の中にも将来のヒントはある」とアドバイスを受けたことがありました。当時はバドミントン部でプレイングマネージャーやキャプテンもしていたのですが、メンバーのサポートをした経験を思い出し、一人ひとりの要望に耳を傾け真摯に対応するホテルのコンシェルジュに姿を重ねていました。


    ホテルでは「料飲」「フロント」「ベルサービス」など部署ごとに仕事が分かれていて、それぞれの仕事に専念することが多く、部署によってはお客様とあまり関わらないことも。一方でグランドスタッフは、チェックインカウンターから搭乗口までのさまざまな場所でお客様をご案内します。この形態が「さまざまなことに興味がある」という自身の性格に合っていると感じ、興味を持ったことがきっかけです。


    グループワーク形式の授業が多かったことです。グループ内での自身の立ち位置や立ち回りを日頃から理解でき、採用試験でグループディスカッションをしたときに役に立ったと感じています。また、面接で観光学の話題が出た際に、学んだ事例などを思い出して発言できたこともよかったです。


    ホテルのレストランのほか、テーマパークのショップやアトラクションでアルバイトをしていました。接客はもちろん、イレギュラーな事への対応やアトラクションを運営する上での安全意識、チームワークが大切な業務を経験できたことは、航空業界の仕事でも生かせるのではと感じています。


    就職活動中は緊張やプレッシャーと闘いながら日々を過ごしていましたが、内定をいただいて周りから「おめでとう」「おつかれさま」と言ってもらえた時に、「自分はこんなにも頑張ったんだ」と胸を張ることができて成長や達成感を感じました。また、自分を緊張しいだと思っていましたが、面接官の方から「緊張していないと思った」「堂々としている」と褒めていただいたことで、プレッシャーがかかる場面でも相手にそれを感じさせないことは自分の強みになりました。


    この先、海外からのお客様と接する機会が多くあるので英語のスキル向上をめざし、アルバイト先でも積極的に海外の方に話しかけるようにしています。また、空港に関する知識ももっと学んでいきたいです。


     
    後輩・受験生へのメッセージ

     
    勉強はもちろん大切ですが、趣味や熱中できることに全力を注ぐことも必ず何かの役に立つと思います。その中に将来のヒントやきっかけが眠っているかもしれません。考えることがたくさんある中で大変かとは思いますが、頑張ってください!