就職内定報告2023:建築・インテリア学科

update 2024.02.29

  • 建築・インテリア学科
    インテリアデザインコース

    埼玉県立松山高等学校 出⾝

    住友林業ホームテック株式会社
    リフォームエンジニア



  • Tab high school

    リフォームを希望するお客様にヒアリングをし、そのイメージを形にして工事を担当するスタッフに引き継ぐまでを担当します。リフォームのプランニングや設計のほか、工賃の見積りや契約までさまざまな業務を行います。


    高校生の頃から戸建て住宅に関わる仕事の第一線で働きたい、という思いがありました。その中でもこの仕事を選んだのは、4年間の学びの中でリフォームの楽しさや難しさ、やりがいを知ったからです。


    業務に必要な資格取得のサポートや福利厚生など、大手企業ならではの支援があるということが大きいです。また業務は多岐にわたり、ハードな仕事ではありますが、だからこそ自分の成長ができ、やりがいを感じられると思っています。


    型にはまらずに、自由に表現できるデザイン力が上がったことです。また自分はパース*能力が低いと思っていましたが、課題では平面の図面や模型だけではなく、イメージボードも作ることが多かったため、だんだん得意になったこともよかったです。
    *図面では分かりにくい建物の全体や外観のイメージを見せるために、建物を立体的に描くこと。完成予想図として使われることが多い。


    戸建てやマンションなどのリフォームを行う企業のほか、1年次から個人経営の寿司店でアルバイトをしていました。リフォーム企業では、契約書の管理補助などの事務作業や図面作成・修正などを経験し、卒業後にやりたい仕事のイメージができたほか、リフォームに関する知識をさらに磨くことができました。寿司店ではお店の方やお客様など、大学内では出会えないさまざまな立場の方と接することができました。社会の一員としての立ち振る舞いやコミュニケーションスキルの根幹はここで教えていただいたと思っています。


    内定をいただいた住友林業ホームテック㈱の最終面接は学生2名のグループ面接だったのですが、もう1名が偶然同じ学科の友人でした!リラックスして臨むことができ、その日のうちに内定をいただけました。


    面接の中で「緊張しています」と伝えたら「そうは見えない」と言われ、平常心を保つのが得意だと気付きました。また「笑顔がいいね」と言われることもあります(笑)。他にも、自分が思っていたよりもコミュニケーション能力が高かったこと、相手の懐に入ることが上手いということも就職活動がきっかけで気付いた強みです。


    建築士二級の資格取得と、社会人としてのマナーを身につけるべく勉強中です。


     
    後輩・受験生へのメッセージ

     
    時には思い通りにいかないこともありますが、現実を受け止め、今の自分は何ができるかを考えて、自分に言い訳をしないで必死に取り組むことが大切です。人生は、何がきっかけで変わるか分かりません(笑)。皆さんもさまざまな経験をして頑張ってください。