就職内定報告2024:建築・インテリア学科
update 2025.02.20
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建築デザインコース
埼玉県立桶川高等学校 出身
株式会社昭栄美術
クリエイティブ職
(展示会やイベント会場などのディスプレイデザイナー)
自分の名を後世まで残せるような仕事をしたいと思っていました。きっかけは、歴史の授業のときに自分も「歴史上の人物」になれたらかっこいいと思ったことです(笑)。ただ、自分が教科書に載るには相当なことを成し遂げないと……とも思っていたので、建築など長い時間存在し続けるものづくりをすれば、その仕事に携わった人たちに覚えていてもらえるのでは、と考えていました。
建築設計のアトリエ事務所のインターンシップに参加したり、店舗デザインの採用試験を受けたり、いろいろな進路を模索していましたがなかなか就職先が決まらずにいました。そんな時に昭栄美術の会社説明会に参加し「イベント会場のディスプレイは、デザイン上の制約が少ない」という話を聞き、ここならば建築以上に自分のやりたいデザインが実現できそう、と感じたからです。
創造力や感性を育てる授業が多かったことです。
就職活動中に、ある企業の方から「学生の設計はプロから見ると現実的ではないことが多いので、ポートフォリオをつくるときは目を惹くビジュアルが大事だ」とアドバイスをいただいたことがありました。4年間でデザイン力が磨かれたため、企業に提出したポートフォリオは高評価をいただいたと思います。
面接の前に、喫茶店などでリラックスしてから会場に行くことです!
実際に私は、美味しすぎるピザトーストとコーヒーのおかげでリラックスして最終面接に臨めたことも、内定をいただけた理由の1つじゃないかと考えています(笑)。
仕事が始まると忙しくなると思うので、学生のうちに昭栄美術が携わっている展示会や美術館に足を運んでデザインや芸術に触れるようにしています。このインプットが少しでもこれからの仕事に生かせたらいいなと思います。
高校生のうちに将来何をしたいか決まっている人の方が珍しいと思います。私は文系から建築分野に進学し、就職先は「建物」とも違う仕事を選びました。一貫して夢を追いかけるのもかっこいいですが、自分がやりたいことを模索しながら将来を決めるのも、いろいろなことが経験できるので悪くないですよ。
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