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もともとポスターや広告のデザインに興味がありBUNKAに進学したのですが、2年次のコース基礎実習*で、ジュエリー・メタルデザインコースの先生から「このコースで作る作品は、“デザイン”だけでなく、“アート”まで手掛けられることが魅力」と説明を受け、もっと深く学びたいと思うようになりました。
*コース基礎実習…3年次より分かれる各コース（メディア映像クリエイションコース／グラフィック・プロダクトデザインコース／ジュエリー・メタルデザインコース）の学びに触れる科目。前もって学びを体験することで、進路選択の参考になり自身の適性の見極めが可能。

コースで学ぶうちに地金や素材など金属そのものの面白さに気付いたことがきっかけです。中川装身具工業㈱はアクセサリーパーツの製造だけでなく、OEM*も行っていてさまざまなブランドに携われることが魅力。OEMの製品に、私が大好きなテーマパークの商品があることもこの会社を選んだ理由のひとつでした。営業職を選んだのは、広い視野で“ものづくり”に携われると思ったからです。
OEM…他社ブランドの製品を製造すること。

デザインや制作を通して、ジュエリーや金属の扱いを専門的に学べたことです。営業職や商品管理の仕事は文系の学科出身者が多いのですが、その中で「実際につくった経験」は、大きなアドバンテージになっていると思います。

3年次からジュエリーショップでアルバイトをしていました。接客を通して身に付けた「お客様が求めているものやブランド側のおすすめ商品をどう提案するか」というスキルは、営業職としても生かせると採用面接で評価していただきました。

同じ学科の友人が励ましとアドバイスをくれたことがありがたかったです。内定先は第一志望だったので面接前はとても緊張していたのですが、先に就職活動を進めていた友人が面接でよく聞かれる質問や印象の良い言い回しなどを教えてくれました。

現在、入社後に配属される予定の部署でアルバイトをしています。商品の知識や原価計算の方法など、これまでと違う新しい学びに興味深く取り組んでいます。初めての業務内容は難しくもありますが、大きな仕事も任せてもらえるようにこれからも努力を重ねていきます。いつか大好きなテーマパークの商品にも関われたら嬉しいですね。