ニュース

就職内定報告2024:ファッション社会学科[株式会社髙島屋/総合職]

update 2025.02.25

  • ファッション社会学科
    神奈川県立七里ガ浜高等学校 出⾝

    株式会社髙島屋
    総合職



  • Tab high school

    好きなファッションを仕事にできたら楽しそうだなと考えていましたが、自分に向いているのはデザインや縫製などの“つくる”分野ではない、とも思っていたのでファッション社会学科を選びました。服のことだけでなくファッションを軸に心理学や色彩学などさまざまな科目が学べたので、物事を多角的に考察できる力が身につきました。


    3年次に履修したインターンシップの科目でプレスを経験しました。ただ、当時はまだ将来やりたい仕事が明確ではなかったため「現場でファッションの仕事を知る」ことが目的でした。プレス業務を通してさまざまな職種の方と関わったことで、それぞれの具体的な業務と自分の適性を測ることができました。


    就職活動を始めた頃、好きなファッションブランドを扱う小売企業を受験しましたが結果は不採用。改めて将来の仕事を考えたときに自分は服だけでなく衣食住に関わるもの全般が好きだと気づき、そこから幅広く目を向けるようになりました。百貨店はまさに自分の好きなものが詰まった場所。とはいえ、やはりファッションへの想いは強く配属は婦人服売り場を希望しています。


    「いま、世の中では何が起きているか」をインプットすることです。これは2年次に受けた授業で、担当の横山 淳先生がされていた「すでに起きたことを学ぶだけでなく、いま起きていることを知り、将来どうなるかを考えることが大切」という話に共感したことがきっかけです。また、3年次からの専門ゼミも横山先生のゼミを選びました。


    横山先生は国内外で百貨店や小売業のマネジメント経験があり、業界に精通した方です。先生の紹介でハイブランドの店舗を見学したり、百貨店で企画を担当されている方の特別講義があったりと、「ファッションはいま、どうなっているか」を知る機会が多くありました。


     
    後輩・高校生へのメッセージ

     
    服を生活必需品だけでなく自分の表現方法にもするような「着る服に意味を持たせる」人が当たり前にいるというのは、他には無いBUNKAの魅力です。ただ私はもう少し他の世界も知りたいと思い、ファッション誌を発行する学外のサークルに所属しました。ここで多様な人と関われたことも自分の視野を広げるのに役立ったと感じています。
    自分が持つ興味・関心を大切にして、今後どうするかを決めることが一番だと私は思っています。応援しています!