田村照子名誉教授が令和7年春の叙勲を受章されました
update 2025.04.30
令和7年春の叙勲において、本学名誉教授 田村照子先生が瑞宝中綬章を受章されました。瑞宝中綬章は、公務等に長年にわたり従事し成績を挙げた方に授与される勲章です。
田村名誉教授は、衣服の機能性に関する分野を被服衛生学研究として確立し、教育および研究で多大なる功績を残されました。
長年のご功績に対する栄えある受章を、心からお祝い申し上げます。
<受章者略歴>
田村 照子(たむら てるこ)
お茶の水女子大学大学院家政学研究科(修士課程)被服学専攻修了。東京医科歯科大学医学部専攻生(衛生学専攻)。順天堂大学解剖学教室助手を経て、1968年より本学教員。1985年教授。医学博士(東京医科歯科大学)。
2000年 文化・服装学総合研究所所長(〜2006年)
2003年 文化・衣環境学研究所所長(〜2016)
2004年 文化女子大学(現 文化学園大学)大学院生活環境学研究科科長(〜2014年)
2014年 文化学園大学名誉教授
日本を代表する被服衛生学研究の第一人者として、衣服の機能性に関する分野を「温熱」「形態と運動機能」「皮膚の生理」を中心に研究。著書に『衣環境の科学』(建帛社)、『衣服と気候』(成山堂書店)など多数。