【建築・インテリア学科】バーティカルレビュー(全学年合同講評会)を行いました
update 2025.08.07
7月26日(土)、造形学部建築・インテリア学科が、学科初の試みとして「バーティカルレビュー」を行いました。
2025年度前期の設計課題を中心に、学年を縦断して選抜された優秀作品を公開講評するイベントで、全学年のスタジオ設計課題の参考作品(代表作品3作品)を一堂に集めて外部の建築家3名に講評をいただくという、本学科ではこれまでにない全学年を縦断する合同講評会となりました。

【概要】
・ゲストクリティークによるミニレクチャー
・住まいの設計(2年次)[戸建て住宅]
・デザインスタジオⅡ(2年次)[小さな公共施設]
・建築デザインスタジオⅠ(3年次)[新しい美術館]
・インテリアデザインスタジオⅠ(3年次)[ワークプレイス]
・建築デザインスタジオⅡ(3年次)[集合住宅]
・インテリアデザインスタジオⅡ(3年次)[住戸リノベーション/店舗の照明計画]
・公開審査、表彰
ほか
発表、審査の様子/発表した学生とゲストの皆さん
建築・インテリア学科
奥村誠一准教授・種田元晴准教授から
2〜4年生の選抜者18名が、インテリアデザイン、住宅、オフィス、美術館、ランドスケープデザイン、リノベーションといった多種多様な課題に応えた自作について熱くプレゼンテーションをおこない、ゲストクリティーク3名によって最優秀1点、優秀2点、審査員賞6点、入賞9点が選出されました。
ゲストクリティークとしてお越しくださった建築家である佐々木高之先生、堀越ふみ江先生、森田祥子先生には、それぞれの実務家としての切り口と設計教育者としてのご経験から、温かくも鋭いコメントの数々をいただき、出席した専任教員一同も大変勉強になりました。
特に、模型表現の豊かさにインテリアと建築を並行して学ぶ本学らしさが表れていること、「こんにちは」からはじめるプレゼンテーションのさわやかさを評価してくださった総評を受けました。
初めての試みでしたので、今回のバーティカルレビューは限定公開での開催でしたが、それでも、発表者でない学生の皆さんや卒業生、非常勤講師の先生までも駆けつけてくださり、バーティカル(縦断的)なだけでなく、ホリゾンタル(横断的)にも刺激を与え合う機会になりました。
これを機に、今和次郎由来の本学独自の生活造形マインドが一層深まることを祈りたいと思います。
ご参加くださった皆さまありがとうございました。