在学生を紹介
服装学部
ファッション社会学科4年
群馬県立館林高等学校 出身入学動機と興味の移り変わり
「ビジネスの面からファッションに携わりたい」と考えてファッション社会学科に入学しました。しかし、学生生活を送る中でアートや音楽などがファッションに影響を与える現象を深掘りしたいと思うようになり、3年次からの専門ゼミは文化や歴史の分野を選択しました。
卒業研究について
メンズファッションを研究されている北方晴子教授のゼミに所属し、1990年代の裏原宿カルチャ―と、そこから生まれたファッションをテーマに研究しています。現代の流行現象はまだあまり研究が進んでいないこともあり、論文を書くための主な参考文献は当時の雑誌です。誌面の情報のみで流行現象を捉え、自身の考察をかたちにすることは想像以上に大変ですが、好きなファッションを「着る」だけでなく、「研究する」ことで深く理解ができ、とても充実したものになりました。
卒業後について
専門ゼミや卒業研究のテーマはファッションの歴史や文化でしたが、ファッションビジネスに携わりたいという目標はずっと変わらず、卒業後はアメリカのアパレルブランドを日本国内で展開する企業に就職予定です。
ファッション社会学科で得たこと
ビジネスに限らず、社会のさまざまな現象をファッションと結び付けて考える、という学びを経験できたことで、アパレル業界を広い視野で見られるようになりました。
(取材:2022年3月)