卒業生を紹介
松竹衣裳株式会社
職種:衣裳スタッフ
2021年3月 卒業 ►国際ファッション文化学科仕事の内容について
歌舞伎や商業演劇の上演で扱う和装衣裳の準備や、劇場での役者さんへの着付け、終了後の衣裳のメンテナンスなどを担当しています。
この仕事を選んだ理由
在学中から、舞台に関わる仕事に就きたいと考えていました。「衣裳さん」の仕事を通して日本の伝統文化や着物の魅力を伝えていきたいと思い、この会社を選びました。
在学中のことで役立っていること
現場に立つようになってからまだ日が浅く学ぶことばかりの日々ですが、たとえ客席からは見えないような衣裳のしわや汚れ、ほつれであっても「演技の妨げになるかもしれない」と妥協せずに取り組めるのは、学生時代に卒業イベントでアクターを経験したことで、演じる側の気持ちも汲み取ることができるからだと感じています。
仕事のやりがいと目標
和の舞台の魅力に改めて気づけたことや、衣裳の仕組みを間近で見られること、そして少しずつ着付けが上達していると感じられる瞬間に、仕事のやりがいを感じます。目下の目標は一人前の「衣裳さん」になること。一回一回の公演を大切に、先輩方の仕事をしっかり見て学び、技術を自分のものにしていきたいと思っています。
(取材:2022年3月)
※所属や職種名などは取材当時のものです。