卒業生を紹介
職種:総合職(販売)
2021年3月 卒業 ►ファッションクリエイション学科入社の動機と仕事の内容
在学中、インターンシップに参加した際にベイクルーズで働いている皆さんにとっては「おしゃれをすることも仕事」なのだと強く感じました。私にとっても、おしゃれをすることは日常的でとても自然なことだったので、ファッションにこだわり、楽しむことをを大切にしているベイクルーズの一員として働きたいと思ったことがきっかけです。
現在は、ベイクルーズのブランドのひとつ「Spick & Span」のファッションアドバイザーとして販売に携わっています。お店では主にスタイリングを担当し、トレンド発信やWebスナップのフォロワー獲得に向けて尽力しています。販売員の仕事はデザイナーとお客様の掛け渡しをすることです。かける言葉次第でお客様がその商品に興味を持ってくださるかどうかが決まるので、言葉選びが重要だと常に感じています。
目標は、ファッション感度を常に高く持ち、お客様からも職場の仲間からも信頼され、仕事を任される人。将来的にはVCやWebVCを目指したいと思っています。
(VC…ヴィジュアルコーディネーター)
お客様と接することで自分の視野も広がる
一番は、お客様に「いい買い物ができた」と言っていただけることです。お客様一人ひとりに興味を持ち、その方のマインドやワードローブに合わせた質問と提案をすることは難しいですが、先輩の接客をお手本にして自分の接客にも落とし込むよう努めています。
服だけでなく、お客様のライフスタイルやお買い物に対する思いを聞き出せると、自分の視野も広がると感じています。そこもこの仕事のおもしろさかもしれません。
学生時代と社会人になってからで変わる「個性」の出し方
学生時代は真面目な方でした(笑)。時に自由だったかもしれません。個性豊かな友人たちと放課後に残って課題をしたりしていましたね。企画集団FUSEに所属し、学科とは別にファッションショーをしたり、充実した大学生活でした。
社会人になって変化を感じるのは、今までのように個性を自由に出すのは難しいということです。当たり前ですが、会社の一員であるということを自覚する必要があります。ブランドのコンセプトがあるので、好き勝手に着用はできませんし、ブランドらしさを理解しないと良い接客はできません。今は、ブランドを理解して体現できたときに初めて自分の個性が出せる気がします。
BUNKAで得たことは今の私の土台
学生時代に得たことは、ファッションの専門知識や技術的なことはもちろんですが、一番は忍耐力です。企画集団FUSEでは、3年生のときにシーントップとプレストップに抜擢されました。100人以上が所属する団体の中心メンバーとしてファッションショーを創り上げる経験から、何事も最後までやり抜く力、リーダーシップのとり方、周りを見る視野の広さ、人の感情の変化に気づくこと、そして対応する力がついたと思います。学生時代にがむしゃらにやることを経験できたので、今、何があっても頑張れると思っています。
BUNKAは一人ひとりの個性を認めて伸ばしてくれる大学です。
これから入学される皆さん、今BUNKAで学んでいる皆さん、学生生活を全力で楽しんでください!
(取材:2022年3月)
※所属や職種名などは取材当時のものです。