在学生を紹介
造形学部 デザイン・造形学科 ４年
東京都 私立文華女子高等学校 出身あらゆる金属を使用して、創作に打ち込めることが魅力
アクセサリー関係の仕事に就きたくて、金工を専門的に学べる四年制大学であることと、基礎からデザインを学べることに興味を持ち、デザイン・造形学科に入学しました。ジュエリー・メタルデザインコースの魅力は、ジュエリー以外にもあらゆる金属を使用した創作が可能なところです。
アクセサリー関係の仕事と一口に言っても、デザイナーか制作か、貴金属の販売か営業か…など、授業を通して将来を考えるきっかけがあふれている日々を過ごすことができました。
卒業後はジュエリー会社の制作職に内定をいただきました。就職してからも学び続け、社内でちからのある技術者になれるよう、精進していきたいと思います。
４年間の制作課題から
デッサン
木炭による静物デッサン
初めて、絵についてきちんと勉強しました。立体物を平面に描くことは想像以上に難しかったですが、先生が細かく指導してくださったので、悩みながらも多くのことを吸収できました。
立体基礎C
パブリックアートの提案
「中華街に置くパブリックアート」を想定して制作。さまざまな表現を経験していく中で、平面よりも素材に触れながらの立体制作が、自分に合っているなぁと実感した課題です。
ジュエリー・メタルデザインコース
ジュエリー・メタルデザイン演習ⅠＡ
有線七宝
ペンダントトップを制作。ポイントは花弁のグラデーションを２色の釉薬で表現したところ。七宝焼きは、ジュエリー制作の中で一番楽しいと感じました！
ジュエリー・メタルデザインコース
卒業研究
バッグ「Mariage」
金属と木材という、特徴が大きく異なる素材ですが、綺麗な虎目と豪華な打ち出しを生かしてデザインがうまく混ざり合うように工夫しました。木材は、木目にこだわって栃を選び、デザインは中世ヨーロッパの門を参考にしています。
＞第53回「卒業研究展」ダイジェスト
（取材：2023年3月）
