在学生・卒業生を紹介

在学生を紹介

建築・インテリア学科 4年造形学部

建築・インテリア学科 4年

千葉県 私立昭和学院高等学校 出身

自分でデザインを考えることで、やりたいことが明確になっていった

建築・インテリアの中でも、人々により大きく影響を与えるのは「人間が長時間過ごす内装の部分」ではないかと考え、暮らしの中に“プラスの価値”を与えるデザインを学ぶためにインテリアデザインコースへ進みました。
 
コースでは、人はどのような動線で動き、そこで何を感じるのかなど、室内空間に関する様々な要素を細かく追究して学びました。また、自分でデザインを考えることで、日常の当たり前の中にこそヒントがあることがよくわかるようになりました。そこにある「モノ」は、デザインとしてあるのか?それとも機能としてのみ存在しているのか?など、目に入るものには疑問がたくさんあることを実感。そのうちに、自分のやりたいこと=「生活に密に関わる仕事がしたい」ということに気づくことができました。
 
就職はリフォーム専門会社に内定をいただきました。課題では自由に空想上のデザインをしていましたが、これからは実際に利用する人々が快適である、現実的な提案をしていきたいと思います。
 

4年間の制作課題から

 

  •  1年次 


    デザインスタジオⅠ
    障子の組子デザイン

    インテリアエレメントとして障子をデザインする課題。梅の花をモチーフに、連続でも美しく見えることをコンセプトに1/5サイズの模型を作りました。写真は、実際の使用シーンを想定した嵌め込みCGです。

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  •  2年次 


    デザインスタジオⅡ
    小規模公共施設の計画

    不特定多数の利用を想定した公共の空間を考える課題です。大学の近くにある、いわゆる“通り道”として使われることの多い公園を選び、その役割は崩さずに新たな価値が生まれるような「一休みできる空間」を設計しました。

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  •  3年次 

    ▶インテリアデザインコース


    インテリアデザイン演習Ⅰ
    インテリアプランニングコンペ2020

    課題でコンペに挑戦し入選しました。悩みを抱えた人が希望の光を見出せるような空間をデザイン。中央の照明は、閉じると中に入って心を癒すことができ、開くと鮮やかな光が空間全体に広がるようにしました。
     
    【入選】インテリアプランニングコンペ2020

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  •  4年次 

    ▶インテリアデザインコース


    インテリアデザイン演習Ⅲ
    多摩産材の活用

    国産の木材普及を目的としたグランピングサイトをデザインしました。宿泊スペースにも多摩産材を使用した家具を多数設置し、その良さを肌で感じられる空間をめざしました。
     
    『東京の木「多摩産材」を知る・触れる・広げるプロジェクト』(2022年)

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    (取材:2022年3月)