在学生を紹介
服装学部 ファッションクリエイション学科 ４年
東京都立清瀬高等学校 出身とにかくいろいろな授業を受けるうちに、自分のやりたいことがわかっていった
高校生のとき、サマーオープンカレッジへの参加がきっかけで、ファッションの表現についてもっと学びたいと思うようになりました。
入学後、ファッション業界の職種一覧図とフィールドの科目表を見比べながら将来について考えたのですが、私の夢はデザイナーだったりプレスだったり、実は何度も変わっています。まずは主軸をプロデュースフィールドと決め、知らないことが多かったので、とにかくいろいろな授業を受けて学びました。そのうちに、テキスタイルの自由な表現の可能性や面白さに気づいていきました。
就職は、繊維会社の営業職。今後、海外でも仕事がしてみたいと思っています。
４年間の制作課題から
ファッション画Ⅰ
写真を参考にしたファッション画表現
私が入学するきっかけとなったはファッション画の授業体験でした。入学して、実際の授業は様々なテクニックを学ぶため大変でしたが、描くことがとても楽しかったです。
ファッションクラフトⅠ
オリジナルテキスタイル
マジックシートの扱いを学び、テキスタイルを制作する課題です。「re」をテーマに、不要になったタオルのタグやラップなどを用いて、ものが再生する様子を表現。苦労しましたが、テーマ通りの意味のあるテキスタイルができました。
テキスタイルデザインⅡ
シルクスクリーン
バナナ柄のオリジナルテキスタイルを製作しました。ブラックのウール地に同色の発砲インクを使い、触り心地にもさりげなくこだわっています。
卒業研究
「みかんの皮を用いた和紙の製作と衣服への応用の研究」
衣と食の関係に注目して、「食品ロスをファッションの分野から解決できるのか」について研究。食品ロスされやすいみかんの皮で和紙を製作し、テキスタイルとして応用する実験を行っています。
＞服装学部「卒業研究 学長賞」を受賞！
（取材：2023年3月）
