在学生を紹介
ファッションクリエイション学科 4年
兵庫県立社高等学校 出身服をつくるためには、人体の運動機能や生理衛生も必須の知識です
服をつくるためには機能面の知識も欠かせないため、運動機能や生理衛生を学ぼうと思いました。こういった研究分野の知識や経験は、学外では得難い内容であり、デザイン以外にも多くのことを体験しておきたいと考えたことが、アドバンストフィールドに決めた理由のひとつです。
在学中から、あるファッションブランドのデザイナーも始めましたが、卒業後は新規オープンする飲食店のデザイン統括も兼務することに。ファッションデザイナーも続けながら、ブランドの方向性や世界観をデザインで表現して活躍できるクリエイティブディレクターをめざします。
4年間の制作課題から
ファッション造形学実習AⅠ
裏地付ジャケット
テーマは「Squirrel(リス)」!
パターンから縫製まで苦労した記憶ばかりです(笑)。柄合わせの難しさを痛感しました!
材料学実験B
布地・繊維の性能評価
服を理解するのに欠かせないテキスタイルの知識を学ぶ授業。「世界観を表現するために必要な材質は?」「求める機能を出すタイに合う材質は?」というように、アパレルで必要な知識を身につけていきました。
機能的衣服と人体
機能アパレルについて
これからのファッションに求められるのは、クリエイティブかつ機能的であること。デザインを生かすためには人体の理解も大切です。新しいものを生み出すために、別の方向から考える上で必要な知識を学びました。
卒業研究
「ニットの研究と見本帳の考案」
ニット製品の生産過程でデザイナーの要望に応えるための編地見本の少なさから、ゲージ(網目の密度)や組織(編み方)のバリエーションなどについて研究を開始しました。工学・被服管理学の先生方にもサポートいただいて、アパレルの生産現場だけでなく、教育現場(学生)にも役立つバンチブックを考案しました。
(取材:2023年3月)