在学生を紹介
建築・インテリア学科 4年
神奈川県 私立平塚学園高等学校 出身自分のつくり上げた建物の中で生まれる「新しい物語」
幼い頃から建築分野に興味があったものの、「何が好きなのか、どこが面白いと感じるのか」といった具体的な興味の方向がわからず、その答えを探すために幅広く学べるBUNKAへ入学しました。
いろいろな課題を経て感じるようになったのは、自分のつくり上げた建物の中で新しい物語が生まれるということの素晴らしさ。さらに建築デザインコースに進み建築のかたちや魅せ方・考え方を深く学んだことで、私は「人が暮らす空間を考えること」に面白さを感じると気づき、住宅リフォームの会社への就職を決めました。
4年間の制作課題から
設計製図
立原道造「 ヒアシンスハウス」の製図トレースと見学
平面図、断面図、立面図を手書きでトレースした上での実物見学をしました。図面と実空間を照らし合わせることで理解をより深めることができました。
デザインスタジオⅡ
小規模公共空間の計画
街を歩く人々の拠り所となる遊歩道を提案。「公共空間とは何か?」を常に頭に置き、その敷地における問題や求められていることを自分なりに解決していく過程にワクワクしました。
▶建築デザインコース
建築デザインスタジオⅡ
集合住宅の設計
「食をめぐり、人をつなぐ」をコンセプトに、建物×食×人が交わることで集合住宅の魅力である「人と人とのつながり」を生かせる空間を考えました。
▶建築デザインコース
卒業研究
「皆慕の楽園-犬猫目線での幸せを再考する一時保護シェルター-」
ペットとの共生が謳われる近年。犬と猫が「人間のために」生きているという関係ではなく、人が「犬や猫のために」活動できるシェルターを提案しました。犬や猫の目線で建物ができたら“共生”の本質に近づけるかもしれないと考えました。
>第53回「卒業研究展」ダイジェスト
(取材:2023年3月)