在学生を紹介
服装学部
ファッションクリエイション学科 4年
三重県 私立三重高等学校 出身家庭科教育が人生を考えるきっかけとなり、教職に就くという目標を実現しました
私は子ども服が好きです。子どもの服は大人の服よりも安全性や機能性が求められるので、衣服と身体の関係やその快適性などについて深く学びたいと思い、アドバンストフィールドを選びました。
学科としての魅力は服づくりの理論と技術を基礎から広く・深く学べることです。このフィールドの特徴は、専門的な実験機器を使用しながらデータに基づいた学びができることだと思います。他フィールドの科目も履修できるので、ファッションに必要な広い知識を総合して得ることができます。
BUNKAで挑戦したのは教職課程の履修。入学当初は将来の仕事や目標などがはっきりしていなかったので、職業選択の幅を広げておくために履修していました。学ぶうちに子ども服が好きということと繋がり、子どもや教育について興味が深まりました。家庭科は生活や人生そのものを考える学びだと感じるようになりました。家庭科教育が自分自身の人生を考えるきっかけとなり、卒業後は教職に就くという目標を実現しました。
4年間の制作課題から
2年次
アパレル生理衛生実験
私がこのフィールドを選択するきっかけとなった科目。
日常で感じる着衣の快不快について科学的に学びます。
4年次
卒業研究
衣服の縫い付けラベルの不快に関する研究
現代の衣生活においては身体に密着するインナーを着用する機会が多く、肌に当たったラベル(洗濯表示タグ)により、かゆみやちくちくなどの不快感が生じることがあります。そこで、不快の少ないラベルの提案に向けた基礎研究を行いました。
(取材:2024年3月)