在学生を紹介

デザイン・造形学科 4年
長野県 私立文化学園長野高等学校 出身とにかく楽しんで授業に取り組んだことが成長に繋がりました
デザイン・造形学科に入学を決めた理由
様々なものづくりを基礎から学べるからです。入学前にデッサンなどの基礎的なデザイン力を身につけた状態から分野を専攻して学ぶ大学が多い中、この学科では基礎から幅広く学ぶことができるので、授業を通して興味のあることや得意な分野の発見ができると感じました。また、BUNKAの図書館はファッション・建築・造形などすべての学部に合わせた蔵書が閲覧可能です。創作のモチーフや資料集めとしてよく図書館を利用しますが、ネット上で調べるより深く知ることができるのも利点です。
コースに進んで
メディア映像クリエイションコース に進むことは、入学前から決めていました。私は映像編集にもアニメーション制作にも興味があり、1つのことに絞って研究するよりも、様々な体験から自分が制作したいものに取り組んでみたい性格なので、色々なことができるこのコースが自分に合っていると感じたためです。コースでは最新の技術、機材を使った映像制作で実践的な経験を積むことができました。企業やクリエイターとのコラボ授業やグループでの制作など、アイデアや表現力を伸ばすための様々なプロジェクトにも取り組みました。
成長したと感じること
作品を客観的に考える姿勢が身についた点です。特に、3年次に取り組んだ課題には条件やルールが細かく設けられたものもあり、それが作り手ではなく「見る側はどう思うか」という視点で考えるきっかけになりました。また、とにかく楽しんで授業に取り組んだことも成長に繋がりました。個人でもグループ制作でも全力で取り組み、作品のクオリティアップを常に心がけていたことで、より多くのものを吸収できたと感じています。
卒業後はアニメスタジオに内定
卒業後は3DCGアニメーションを制作するアニメスタジオにクリエイターとして内定をいただきました。4年間学んでみて感じたBUNKAの良いところは、学内の施設や先生のサポートが充実・手厚いところです。メディア映像クリエイションコースは撮影機材が充実しているのですが、作品に合わせて新たに機材を導入してくださることもありました。そして課題だけではなく、自主制作でも機材や3Dプリンターを使用させていただけたことは大きかったです。先生も、課題の講評だけではなく就職活動などの様々な相談にのってくれます。学生それぞれに寄り添ったアドバイスをいただけたことが嬉しかったです。
4年間の制作課題から
基礎デザインB
ユニットデザイン
パターンを考えたり、使う相手を想像して作る課題は面白かったです。
1年生で取り組む課題は絵の具を使うものが多く、手を動かし紙を使ってデザインを描くことで色の混ざりや配色を直接見て感じることができ、とても良い勉強になりました。
平面基礎C
人物をテーマにした平面表現
2年生になるとオンラインから対面で授業を行う機会が増え、初めて教室でモデルを使ったクロッキーや平面表現を行った時の作品です。
同じ空間で和気あいあいと、クラスメイトたちと制作するのが楽しかったです。対面だと他の人の作風や制作状況を見たり話し合ったりできるので、いい刺激になりました。
メディア映像クリエイションコース
アニメクリエイション
MV課題
ずっと楽しみにしていた課題だったので、制作中は大変な事もありましたが楽しくてやりがいがありました。リリックビデオ、ドット絵のアニメーションなど初めて尽くしの挑戦でしたが、一番達成感を覚えたのはこの課題です。
メディア映像クリエイションコース
卒業研究
短編ゲーム制作『夜は僕に問いかける』
卒業制作を通して何か大きな目標を達成してみたいと考え、ゲーム制作に臨みました。プログラミング経験がほとんど無いため思うように制作が進まない日もありましたが、自分のこだわりをすべて詰め、ゲームを遊ぶ人が楽しい・面白いと感じられる作品を目指しました。
(取材:2025年3月)
※科目名や課題の内容は学生の履修当時のものです。