卒業生を紹介

保護中: 職種:設計
2023年3月 卒業 ►建築・インテリア学科ファッションが好きで 将来就きたい仕事は建築
大成建設ハウジングは、就職活動で第一希望にしていた会社です。志望した理由のひとつには、弊社が販売するコンクリート住宅「パルコン」があります。僕はコンクリートの扱いが巧みな建築家の安藤忠雄さんの仕事が昔から好きで、同素材への興味が会社選びの大きなポイントでした。ハウスメーカーはいろいろありますが、「お客さまに勧めるなら自信を持って勧められる商品がいい」。それが、頑丈で地震に強く安全性の高い「パルコン」の住宅だったんです。
住宅設計を仕事にすることは中学時代から心に決めていた目標でした。高校を卒業後に建築を学ぶ大学としてBUNKAを選んだのは、ファッションで有名な学校だったということもあります。趣味としてファッションが好きで、将来就きたい仕事は建築。その両方の気持ちで4年間いられる大学はBUNKAしかないと思いました。実際に入学したら、ファッションに夢中なクラスメイトもいましたね。授業の課題では、店舗やホテルのインテリアなどファッション性の高いデザインを考える機会もありました。色や香り、味覚をかたちで表現することを学んだ感性学の授業も忘れられません。いろいろな感覚が磨かれるのがBUNKAの魅力だと思います。
やりがいのある毎日 覚悟を持って取り組む設計
現在の仕事に役立っていることのひとつは3DCADの知識です。パソコンで立体的に外観・内観を描くソフトで、在学中も多く使用していましたが、お客さまに完成予想図をご覧いただくプレゼンツールとして大活躍しています。3D 図面の作成は社内の営業担当から依頼がきます。お客さまにとっては2 D よりもわかりやすいようで、「おかげで契約が決まったよ」という声を社内からもらうこともあり、喜びを感じています。設計の仕事にはCAD図面の作成のほか、自治体や確認検査機関に建築の許可をもらう「建築確認申請」など多様な業務があります。各部署との連携がとても重要な要素ですが、先輩社員ともスムーズにコミュニケーションが取れる風通しの良い社風で、品質のいい住宅と関われるとてもやりがいのある毎日です。
もともと僕は設計志望でしたが、実は入社後の研修で営業の仕事として訪れた市役所調査や企業訪問、図面のプランニングが楽しくて、営業にも魅力を感じていました。特にプランニングは大学で学んだ知識を生かしながら作図ができるので、良いプランが描けると思っていたんです。しかし学生時代とは違い、仕事ではお客さまの要望を叶えながら、法律や規制を守ったプランを考えなければいけない難しさに気づかされたと同時に、営業のプロである先輩が考えるプランのすごさがよくわかりました。この経験から、営業の方々に負けないよう設計の仕事に一所懸命取り組んでいこう、という覚悟ができました。
これから取り入れていきたいのは「プラスワン提案」という、お客さまにちょっとしたワンポイントを提案する工夫。例えば壁や梁、柱など本来デザイン要素やほかの用途がなくていいものに対しても、そこにお客さまに喜ばれるような意味や機能を付け加えてあげる。そんな提案ができるようになりたいと思っています。