文化学園大学の大学案内書(2025年度入学者向け)は、今年も表紙のアートワークをコラージュアーティストのM!DOR!さん(デザイン・造形学科卒業生)に手掛けていただきました。
デザインは「 ‘challenge’ のテーマに合わせ、今までのアートワークにはなかったタイポグラフィをメインに、一歩踏み出したくなるような、
元気でポップなイメージに仕上げました。」とのこと。ぜひお手元でご覧ください!
造形学部 生活造形学科(現 デザイン・造形学科) 2008年 卒業
BUNKAには、本や雑誌のデザイナーをめざして入学しました。美大でもデザインを学ぶことはできますがBUNKAでの学びは生活に身近で実践的で、学ぶほどに「デザイナーになる」という当時の目標に着実に近づいている実感がありました。授業や課題は濃密でしたが、それらに追われすぎず作品に打ち込める時間を持てたこともよかったです。
卒業後はグラフィックデザイナーとしてデザイン会社に就職し、仕事とコラージュ作品の制作を両立していましたが、もっと自分の表現をしたいと感じアーティストとして独立しました。ただ「好きだから」という理由だけで続けてきましたが、何かをつくる・表現してきた経験がいまに繋がっていることに自分でも驚いています。海外と比べると、日本では文化としてそれほど浸透していないコラージュの魅力を、作品づくりを通じてさらに伝えていきたいです。
「プロフィール]卒業後、グラフィックデザイナーとして5年間デザイン事務所に勤務。2010年よりコラージュアーティストとして活動開始。作品は主に雑誌や紙物の現物そのものを素材に使用したハンドコラージュを中心に、仕事ではデジタルコラージュも使用。これまでファッションビルのウィンドウディスプレイやファッション誌の誌面、書籍の装丁アートワークなど手掛ける。またブランドのテキスタイルデザインやCDジャケットも制作し活動の幅を広げている。母校、文化学園大学の受験生向け大学案内のアートワークデザインは5年目。
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