\1年生から質問 /
将来観光業界で働く場合、国際文化・観光学科のどの部分を強みとして生かすことができますか?
ホスピタリティやツアープランの作成などに役立つ専門知識を学べること。観光業で必要となる英語と中国語が必修科目であること。キャンパスが東京のど真ん中にあって、その気になれば観光業界に直結するアルバイト等ができることなどではないでしょうか。
\1年生から質問 /
思いのほか、地理の授業がしっかりあってびっくりしています。
文化や観光は、その土地の地理や歴史と深く結びついていることが多いですからね。やはり地理や歴史の知識はあった方がベターなんです。
\2年生から質問 /
「サービス」と「ホスピタリティ」は似たような場面で使われることが多い気がしますが、どんな違いがありますか。
接客の場ではどちらもよく聞く言葉ですが、実は結構ちがうものです。例えば、サービスはお金で買えますがホスピタリティはお金を出しても買えません。サービスは一方的な関係ですが、ホスピタリティは相互的な関係です。ぜひ、そこにも興味を持って学んでみてください。奥が深いですよ。
\3年生から質問 /
アルバイト先で、苦手なお客様が来るとつい笑顔を決してしまいます。これって私にホスピタリティ精神がないのでしょうか?
ホスピタリティも一つの能力なので、高い人と低い人がいるのは事実です。ただ、はっきり言えることは「私は適性が低いかも」と感じる人はそれほど低くないということです。本当に低い人は、気にもかけないでしょうから。
\2年生から質問 /
世界の文化について学ぶことが楽しくて、今とても充実しています。でも、卒業して働く自分の将来像が想像できません。
学んで楽しいことを見つけたなら、大学に進学して大正解ですよ。将来が見えなくて不安になる理由としては「情報不足」があるかもしれませんね。この世にどんな仕事があるのか、その仕事に就いたらどんな生活になるのかといった情報が少ないのでは?
\2年生から質問 /
「情報不足」を補うためにはどうしたらいいでしょう?
アルバイトでもインターンシップでもいいので、大学外での経験も増やしてみてください。「この給料でこの仕事は嫌だな」「給料は普通だけど、その他の条件に惹かれる」など思えるようになるはずです。それって、“卒業後の想像” がちゃんと始まっているってことですよ。
\3年生から質問 /
学びが直結しない分野への就職は変ですか?
おかしくないですよ。多くの学生には「今の学びは就職に直結するはず」という思い込みがあるようですね。けれど文系の大学生の場合、学んだ分野と就職先って直接関係しないことが多いんです。でも、学んだことが役に立たない就職をする学生はいません。特に、本学科が扱う文化や歴史、観光といった分野はすべて「人」と「コミュニケーション」に関わる学問です。ホテルやエアラインといった分野に就職しなかったとしても、すべての卒業生が「学生時代に学んだことを生かしている」と、私は思います。
\2年生から質問 /
ゼミを決めるときのポイントは?
これはシンプルに「やりたいこと」。問題は、やりたいことが何かわからないというケースですね。それは経験値が絶対的に足りないからです。とんかつが食べたいとき、ロースにするか?ヒレにするか?どうやって決めますか?大前提は両方とも食べたことがあるということが条件でしょう。経験がないと選ぶポイントもわかりませんから。授業やアルバイトなどを通じて「ちょっと興味を持ったこと」が、ゼミでやりたいことの始まりです。
\4年生から質問 /
日常や街中で、「これを見て歩こう」っていうアドバイスはありますか?
私は仕事柄、外国人が集まっているところは必ず覗くようにしています。何か情報があるから集まっているはずなので、その理由が気になります。あなたが気になったものは何ですか?その理由を探ってみてください。
\ More Questions ! /
航空業界から大学の教員になったのはどうしてですか?
「航空会社に就職したのは空が好きだったからです。もともと、50歳になったら違うことをしようと思っていました。そこから大学教員になったのは偶然もありますが、学生時代に予備校で教えていた経験があったり、航空会社の会社員時代も訓練部にいたりと、教育という分野には縁があったように思います。」