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1/11(水)特別公開講座「伝統の技を革新する技術」開催のお知らせ

update 2016.12.22

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平成28年度 文化学園大学 特別公開講座

「伝統の技を革新する技術」

長い歴史の中で常に人々の生活と共にあり、心に潤いをもたらしてきた様々な工芸品。
なかでも織物は生産技術が急速に進み、近年は手工芸と機械工芸との生産性の違いが極端となっています。
プロジェクトでは、これらの生産手段には多くの課題がありますが、伝統技法のエッセンスを取り入れつつイノベーションを実践することが、将来にわたり織物工芸を継承・発展させていくためのひとつの手法であると考え、具体的な作品に触れてもらいその解説をいたします。

講師の宮本英治氏は、伝統を活かしつつも独自の視点からテキスタイルの開発に取り組み、その豊富な経験と知識から、国内外のデザイナーより高い評価を受けてきました。
なお、今回の特別公開講座は、文化庁が支援する21世紀鷹峯フォーラム in 東京「工芸を体感する100日間」の一環として実施いたします。


宮本英治氏4

【講師】
宮本英治(みやもと えいじ)
文化・ファッションテキスタイル研究所所長
●1948年東京都八王子市生まれ。法政大学卒業。みやしん㈱入社後、独学で織物を学ぶ。
規制から解放された斬新な発想による布創りが認められ、多くのデザイナーの服地開発に取り組む。
1993年ミモザ賞受賞。エミー賞受賞。1996年21世紀に向けて若手デザイナーグループ“NWD21”を設立。その後、無限にある織組織を駆使した表面効果織・プリーツ織・多重織・立体成型織など独特のテクスチャーを持った布を開発する。
●テキスタイルネットワークジャパン代表。
●2013年文化・ファッションテキスタイル研究所所長就任。毎日ファッション大賞特別賞受賞。
(作品所蔵先)
ヴィクトリア&アルバート美術館 / セントルイス美術館 / ニューヨーク近代美術館



【日時】
平成29年1月11日(水)16:30~18:00(開場16:00~)
参加費無料・事前申込み不要/定員350名
[当日直接会場へお越しください]

【会場】
文化学園大学 A館20階(A201) ◆アクセス
〒151-8523 東京都渋谷区代々木3-22-1

【お問合わせ】
文化学園大学 事務局 TEL:03-3299-2517


公開講座チラシ ←クリックするとPDFでご覧いただけます。

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【関連イベント】

公開講座にご参加の皆様には、1月12日~2月20日有効の博物館入館証を配布いたします。

文化学園大学服飾博物館
(新宿文化クイントビル1・2階)