【受賞・入選】建築学縁祭2024 ~Rookie選~
update 2024.10.23
「建築学縁祭2024 ~Rookie選~」において、建築・インテリア学科の学生2名が受賞・入選しました。
総合資格学院(株式会社総合資格:東京都新宿区)が主催する「建築学縁祭」は、首都圏エリアで建築を学ぶ現役学生を対象とした建築設計イベントで、通常の授業で取り組んでいる設計課題を自主応募するコンテスト(~Rookie選~)以外にも、教員や学生活動団体の参加できるイベントが多数開催されています。
優秀賞(2位)
小林 舞
造形学部 建築・インテリア学科 2年
作品名:「いきるいえ」
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小林さんのコメント
公開プレゼンテーションではトップバッターでしたが、作品についての私の思いや構想を審査員や来場者に伝えたい気持ちで登壇することで、緊張することなく公開審査に挑むことが出来ました。約300作品から選出された100選から、さらに10選に選出され、公開プレゼンテーションと公開審査の結果、優秀賞をいただくことができました。会場には応援団が私のことを見守ってくださるなど、多くの支えのおかげで私は今ここに立てていることを壇上で実感しました。この設計課題に取り組むにあたり、支えてくださった先生方や仲間、そして家族には改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
受賞作品は、小林さんが今年度前期に履修した「住まいの設計」での制作課題です。同科目は住む人の生活像を想定し、設計条件や構造、素材の理解、周辺環境などを考慮した住まいを提案することで、建築計画や設計の考え方、進め方の基礎を身につけます。
◆小林さんの同作品は、「建築新人戦2024」でも優秀新人賞を受賞しました。 詳しくはこちら
100選(入選)
儀間 由子
造形学部 建築・インテリア学科
建築デザインコース 3年
作品名:「Installation Art Museum -変化を体験する美術館-」
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儀間さんのコメント
私は今回、授業の課題で設計した作品が他校の学生と並んだ時にどのような評価を得られるのだろうか、という挑戦の思いからコンペに参加することを決めました。変化と体験をキーワードに美術館の設計をし、授業終了後も何度もブラッシュアップをしました。制作中は、楽しむことを忘れずに取り組むと常に意識し、これが自信に繋がった結果、今回100選に入賞できたと感じています。この経験を活かし、今後の課題では更に力を入れていきたいと思います。ありがとうございました。
入選作品は、建築・インテリア学科3年次の必修科目「建築デザインスタジオⅠ」での制作課題です。同科目では社会背景や地域環境などの要求を踏まえた上で、既成概念にとらわれない新しい美術館を企画・設計します。建物だけでなく、建てる土地や周辺環境の調査・分析から具体的な建築設計までを行う実践的な科目です。
建築・インテリア学科:奥村誠一准教授から
儀間由子さんの作品は、社会背景や地域環境などの要求を踏まえたうえで、既成概念にとらわれることのない新しいプログラム(ソフト)を取り入れた、変化を体験する美術館「Installation Art Museum」という作品でした。渋谷の風景を作品の一部として取り入れ、1つのアートとして訪れる人に体験してもらう。変化するまちで変化する作品を体験することで、一瞬一瞬の楽しさを感じることのできる美術館になることを望む作品でした。儀間さんの作品は美しくプレゼンテーションシートがまとまっていました。エスキスチェックとブラッシュアップを繰り返した夏休み期間の粘りは評価できます。小林さんは前期期間中も夏休み期間中もずっとエスキスチェックとブラッシュアップを繰り返して制作をおこない、課題に対する真摯な取り組みが評価できます。
ついに、学外コンペにおいて上位入選することや、1つの学外設計コンペで複数の学生さんが同時入選するようになりました。今後の本学の学生さんの活躍がますます楽しみです。
小林さんの優秀賞の受賞、儀間さんの100選の入選おめでとう。最後まで粘りましたね。これからも楽しく頑張っていきましょう。
公開講評審査会場での儀間さん(左)と小林さん(右)
関連LINK
造形学部 建築・インテリア学科
造形学部年間活動報告集『BZ』