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「思考のバックヤードとしてのマルジナリア―エフェメラに残された書き込み」展|2/12(水)〜2/25(火)

update 2025.02.11

 

 
 
文化学園ファッションリソースセンターは、服装学部ファッション社会学科の工藤雅人准教授と共催で企画展を行います。
 
文化学園ファッションリソースセンターには、1960年代後半から80年頃のパリコレ関連のエフェメラ(インヴィテーションやショープログラムなど)や写真(紙焼きやネガ、ポジ)、手書き原稿などが収蔵されています。その多くは同地に開設された文化出版局パリ支局の特派員が『装苑』や『ハイファッション』の取材で収集したもので、約600冊のスクラップブックや封筒、ノートにまとめられた状態で遺されています。本展では、これまで公開されてこなかったこれらの資料を一般公開いたします。
 
ファッションに関心をお持ちの方だけではなく、エフェメラやマルジナリア、書籍への書き込みや痕跡本などに関心のある方、さらには、写真史やメディア史、史料論やアーカイブズ研究などをされている研究者にも興味を持っていただけるものと考えております。
ぜひ、お越しください。
 


  • 文化学園ファッションリソースセンター

    文化学園大学と文化服装学院の附属機関として1999年7月に開設。多数の布地サンプルを系統的に整理・保有するテキスタイル資料室、パリコレクションなどファッションを中心とした映像資料を保有する映像資料室、ファッション服飾関連実物資料を蓄積してきたコスチューム資料室、デザイナーや企業とのコラボレーション・展示・講演会などのイベント企画を行う企画室で構成。ファッション・学術資料などを保有する文化学園図書館と、古代から現代に至る世界各地の衣裳などを収集する文化学園服飾博物館とともに、総合的なファッション活動の情報拠点を形成しています。
    otherwindow@fashionresourcecenterofficial


  • 詳細

    「思考のバックヤードとしてのマルジナリアーエフェメラに残された書き込み」展
     
    ►会期:2025年2月12日(水)~2月25日(火) ※休館日:15日(土)を除く土日祝
    ►時間:10:00~17:00 ※15日(土)は11:00~17:00
    ►場所:文化学園ファッションリソースセンター
     〒151-8523 東京都渋谷区代々木3-22-1 文化学園F館B1階

    ►主催・企画:ファッションリソースセンター、文化学園大学服装社会学研究室 工藤雅人准教授
     
    本研究はJSPS科研費24K05584の助成を受けたものです。
    基盤研究(C)「服飾雑誌編集に関する史料批判的研究――取材・編集資料に基づく編集プロセスの再現」
    2024-2026年度 研究代表者:工藤雅人
    https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-24K05584
     
    展示関連の写真や動画を紹介しています。
    otherwindow@masatokudo_archives
     
     

    ギャラリートークのご案内
     
    本展示を担当する工藤雅人准教授と、特派員として文化出版局パリ支局に在籍していた編集者の西谷真理子氏によるギャラリートークを開催します。

    日時:2025年2月15日(土)14:00~15:30
    登壇者:西谷真理子(編集者)・工藤雅人(文化学園大学)
    会場:文化学園ファッションリソースセンター展示室
    共催:ファッションビジネス学会服装社会学研究部会
    会費:無料

    申し込みフォーム
    (申し込みのない方も当日参加いただけます)


    関連LINK

    ファッション社会学科