在学生を紹介
国際文化学部
国際文化・観光学科 4年
埼玉県 私立花咲徳栄高等学校 出身ひとつのものをつくり上げるうえで 柔軟に対応することの大切さ
プロジェクトセミナーの活動で興味を持ったことがきっかけで、地域活性化に取り組めるゼミを選択しました。ゼミ活動で印象に残っているのは、渋谷区主催の「MERRY SMILE SHIBUYA」という東京オリンピック・パラリンピック応援企画への参加。
私たちは「マスクケースにもなる応援フラッグ」を企画・制作しました。ゼミ生だけでなく主催者サイドなど、多くの方と協力して進めることは難しくもありましたが、協働してひとつのものをつくり上げるうえで、柔軟に対応することの大切さを学びました。
ゼミで取り組んだ「地域活性化」が、就職にも繋がりました
卒業研究は「with /after コロナにおける新しい観光とその効果」をテーマに選びました。コロナ前後で観光がどう変わったかを調査・比較し、コロナ禍以降の新しい観光が地域や人に与える効果を分析し、人はなぜ観光を求めるのか、を考察しています。
この論文で新しい観光のひとつとして、オンラインツーリズムを取り上げたのですが、調査を進めるうちに、普段から買い物で利用していた商業施設が、オンラインツーリズムを実施していたことを知りました。改めて分析する中で、駅に直結するこの商業施設はその土地の地域活性化に貢献しているとわかり、企業としての魅力にも気づきました。ちょうどその時、ホスピタリティのスキルも生かせるコンシェルジュ職が募集されていたため、採用試験を受け、内定をいただきました。
(取材:2023年3月)