\2年生から質問 /
フィールドの選び方(履修方法)について教えてください。
※ファッションクリエイション学科の1年次の専門科目はほとんどが必修ですが、2年次以降はフィールド(デザインフィールド/テクニックフィールド/サイエンスフィールド)が推奨する科目から、自分の目標や興味関心に合わせた科目を一人ひとりが選択していく必要があります。
まず、「将来何をめざしたいのか、どんな自分になりたいのか」を考え、そのために必要な科目があるフィールドを自分の「学びの幹」としましょう。2年生から、各フィールドが推奨する選択科目がぐんと増えるので、そのフィールドの科目を中心に選択(履修)します。そこでまずは自分の幹を作り上げていきます。他フィールドの科目を履修することは、太くて強い自分の幹にいくつもの枝を広げていくこと。これが横断型履修システムの考え方です。知識・技術を積み上げてレベルを上げたら、さらに追究していくことによって4年間で私の専門はこれだ!と胸を張って言えるようになります。
\ 1年生から質問 /
「新しいファッションを生み出す」ってどういうことですか?
ファッションは、衣服という“モノ”としての側面だけでなく、映画・演劇・美術鑑賞、スポーツ、レジャーといった“コト”を楽しむ要素も含まれます。ファッションの世界は単に衣服だけではなく、私たちの生活文化そのものを扱っているということです。つまり、新しいファッションを生み出すということは、新しい文化や生活スタイルを発信していくことでもあるんです。衣服はそのためのツールのひとつだと言えます。
\ 2年生から質問 /
服づくりで一番大事なことってなんですか?
ファッションは人の心を豊かにし、元気づける力があります。また、自分がどのような人間かを表すコミュニケーション手段の一つでもあります。デザイン、縫製、着装まで、服づくりの全ての過程で「何を伝えたいのか」「何を表現したいのか」という意思をしっかりと持つことが大事です。
\ 3年生から質問 /
アイドルや舞台衣装が好きです!自分で着る服にはあまり興味がなくて…服作りを学ぶモチベーションはどこに置いたらいいですか?
対象や目的は違っても、衣服設計の基本は同じです。誰のための・何のための服なのかによって、必要な条件やデザインのアプローチは違ってくるので、それを意識していろいろなものに取り組んでみてください。人が生きていく上で必要な衣服に対して、学ぶことは非常にたくさんあります。好き/嫌いではなく、学びの対象として向き合うという姿勢も良いと思います。
\ 2年生から質問 /
就職活動や将来に向けて、1・2年生のうちにできることは?
技術や知識を積極的に学び、自分のものにしようとする姿勢を持つこと。知らないものや面倒くさいものを避けて通るのではなく、低学年の間こそ「知らなくて当然」と思いながら、経験的知識を増やしてください。同時に、「ファッションが好き」というマインドを大きく育てることも大事ですよ。
\ 4年生から質問 /
DX(デジタルトランスフォーメーション)はファッションにどこまで食い込んでくるのでしょうか。
新たなサービスやビジネスを作り出し生活をより豊かにしていくDXで、ファッションの表現の可能性はこれからも広がっていきます。それでも、AIに何を学習させるのか、どのようなメタバースを作り上げるのかを「考える=クリエイションする」のは人間です。私たちの感性・五感から湧き出てくるファッションの発想を、AIやITを駆使して今までに見たことのない
ファッションスタイルや不可能だった形の服を作ることができると考えると、ワクワクしませんか?
\ 2年生から質問 /
ただ服が好きなだけ…。まだ将来のビジョンが見えていなくて不安です。大丈夫かな?
ファッションの領域は広いので、学んでいるうちに自分とファッションや衣服との距離感が見えてくると思います。「服が好き」という気持ちを持ち続けながら、焦らずじっくりと学んでください。
\ More Questions ! /
先生から見たファッションクリエイション学科の印象は?
「自分のファッションを様々な形で具現化していくことに、楽しみながらチャレンジしている印象。RPGゲームに例えると、ファッションにもそれぞれの世界観やストーリーがあって、経験やスキルが少しずつ増えてくるとその先のステージに挑戦したくなる…そんな“勇者”のような学生が多いと感じています。」