【教員メッセージ】造形学部

update 2020.06.13

多様な価値観と表現技術の修得に励む造形学部。
デザイン・造形学科と建築・インテリア学科が考える、豊かな生活を支える本当の「デザイン」とは。

 デザイン・造形学科

shirai

白井 信 教授
しらい・まこと
多摩美術大学美術学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒業。玩具メーカー商品企画部を経て1994年より本学教員。研究テーマ:タイポグラフィックスをテーマとしたビジュアルデザイン分野。



デザインとは何か?
の基礎と本質を理解した人材を育成します。

本学科は、1・2年次でデザインの基礎をしっかり固め、3年次からコースでさらに深く学び、専門知識とスキルを修得していきます。「モノづくりは好きだが専門的に勉強したことがなく、大学でついていけるだろうか?」「将来の仕事につながるだろうか?」と不安を抱く方もいるかもしれませんが、これまで美術や造形の勉強をしていない人でもデザインの仕事ができるように、表面的なテクニックや技術だけでなく、デザインとは何か?の基礎と本質を理解した人材を育成することをめざしたカリキュラムが特長です。

デザインと造形を基礎から段階的に身につける!
多様な表現方法に触れて、自分だけの発想力を磨こう

 
 
デザインの先には、使う相手がいる。
人に興味を持ち、失敗を恐れないで。

デザインを学ぶうえで重要なことは二つあります。一つは「人に興味をもつこと」。デザインの先には必ず相手がいますから、相手の気持ちになって心遣いができることが必要なのです。もう一つは「失敗すること」。失敗には少なからずダメージを伴いますが、その経験は多くの学びをもたらし、あなたを強くするはずです。人に関心をもち、人の暮らしを想像し、多方面に興味のアンテナを張り巡らせて観察してみてください。本学科をめざすみなさんには、好奇心をもって粘り強くチャレンジしていく気持ちをもち続けてほしいと思います。

デザインの力で社会を良くしたい!
学びを生かして活躍する卒業生たち


 

 建築・インテリア学科

hisagi

久木 章江 教授
ひさぎ・あきえ
日本女子大学大学院修士課程修了後、活水女子短期大学専任講師、助教授を経て1999年より本学教員。2012年ワシントン大学工学部客員教授。博士(学術)。日本建築学科奨励賞受賞。一級建築士。研究テーマ:構造安全、地震防災、住宅性能、建築教育ほか。



「日常生活を快適で豊かにするための空間」をつくる学び。

本学科の学びで大切にしているものは、「日常生活を快適で豊かにするための空間」をつくる、ということです。建築やインテリアを物理的なものとしてデザインするのではなく、あくまでも「人」を主体とした立場で、人のためのデザインとして意識することを大切にしています。そのため、建築・インテリアの技術を身につけるだけでなく、企画や提案をする力、感性を育てる科目などさまざまな領域から構成されているのが特長です。

柔軟な感性や発想力をバランスよく養う!
建築・インテリア学科で学ぶ専門科目の「5つの領域」

 
 

感覚的な興味だけでなく、
未来を意識しながら学ぶ意欲をもってください。

これからの時代は、これまで以上に環境問題への取り組みや、AIと人間の共存など多くの課題に取り組んでいく必要があります。今の感覚的な興味だけで動くのではなく、未来を意識しながら知識や技術を学ぶ意欲をもってください。特にデザインには正解がありませんから、自分の力を蓄える時期として大学で学ぶ時間を有意義に使い、より良いものを考え続けることにトライしてください。みなさんが学び、取り組んでいく研究を、さまざまな分野に対応した個性ある教員がサポートします。

社会に出てからも繋がる絆!
多様な領域を専門とする建築・インテリア学科の教員

 
 
 
 
 
線
 

左_服装学部                右_国際文化学部