【BUNKA RESEARCH】教員×研究 VOL.02|『「無」から「白」へ。ファッションデザインにおける新たな創造の可能性を追究』鎌倉明香助教
update 2023.11.24
教員の研究を紹介する連載 BUNKA RESEARCH。
「新しい美と文化の創造」を建学の精神に、これからの社会と文化を築いていく担い手を育てる文化学園大学で、教員はどのような研究を行っているのか? 教員の研究・教育活動について、連載形式で紹介します。
「クリエイティブなファッションを学びたい」、そう望む学生が絶大な信頼を寄せる服装学部ファッションクリエイション学科の鎌倉明香助教。日本での徹底した技術力とイギリス仕込みの発想力、それらを併せ持った、服の本質に迫るクリエイティブパーソン。身体と衣服の間にある空間の考察から始まった研究は、現在では20世紀以降の建築、芸術、ファッションデザインにみられる“白の象徴性”をテーマとする研究へと深化している。
ファッション業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)分野への注目が集まる中、2018年にスタートした造形学部と国際文化学部の異分野の教員による、「デジタルとファッション」を軸にした共同研究が、ファッションと新しい教育の未来を探る。