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デザイン・造形学科准教授の個展 「瀬藤 貴史 ~Layer of time~今につづく江戸の技法」のお知らせ|4/28(日) ~ 5/17(金)

update 2024.04.26


 
デザイン・造形学科の瀬藤 貴史准教授の個展が、群馬県の富岡製糸場世界遺産登録10周年記念として開催されます。日本の絹産業発展を支えた歴史的な施設で、伝統的な染織技法によって制作された新たな芸術表現をぜひご覧ください。
 

瀬藤 貴史准教授より
伝統的な有形文化や無形文化は、そこに存在するものの形を守るだけでは、気付けない部分が消えてしまう事もあるかもしれません。
一つの伝統文化や伝統技法は、様々な技術の継承や地域の人々の絶え間ない努力により形成しています。しかしそれを支える技法の道具や材料は、日常の中で知る機会が少なく、現在では技術継承の人材確保や、素材の供給など厳しい状況が続いています。
 
普段、知り得ないことを知り、先人が受け継いできた伝統的な価値観や表現を理解し学びつつ、未来へと続く新たな表現などにも役立てて、「今」という瞬間を重ね、過去における「今」と未来へと続く現在の「今」を受け継いでいきたいと考えています。

開催日程・詳細

富岡製糸場世界遺産登録10周年記念
染織表現の伝統と現代、そして未来へ
瀬藤 貴史 ~Layer of time~今につづく江戸の技法

►会期:4月28日(日)~ 5月17日(金) 9:00 ~ 17:00 (入館は16:30まで)
►会場:世界遺産 富岡製糸場 西置繭所多目的ホール
    〒370-2316 群馬県富岡市富岡1-1
※観覧には富岡製糸場への入館料が必要です。

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