デザインの本質を理解し、社会の問題に対してクリエイティブな解決方法を提案する
美術や造形について勉強していない人でもデザインの仕事をめざせるよう、基礎からデザインを学びます。1・2年次はまず、幅広いデザインの分野に対して知識と視野を広げます。さらに技術的な面でも多様な表現方法と技法に触れ、デザイン・造形の基礎を身につけます。3年次よりコースに分かれてそれぞれの専門性を磨き、社会に通用する応用力と創造力(企画+実践)を養います。
学びの流れ
デザインと造形の基礎を学ぶ
さまざまな素材や技法に触れる実習を中心に、「デザインの考え方」と「柔軟な表現力」を養います。色彩や素材の基礎学習や平面・立体作品の制作などを通して表現の可能性を探り、デザインと造形の基礎を学びます。
コース基礎実習で、3年次からの学びを体験する。
1年次に学んだデザインの基礎や知識を土台に、さらに多様な表現方法や、デザインの役割について意識した課題に挑戦します。3年次からのコースの学びが体験できる「コース基礎実習」科目で、自身の適性や将来のイメージを具体化していきます。
コースに分かれ、企画力やデザイン力を総合的に鍛える。
コースに分かれ、それぞれの専門分野を深く学びます。デザインにおける社会のニーズを分析し、必要なデザインを提案するなど、社会性の高い課題も実施。グループワークや産学連携授業も多く、より実践的な表現の方法を探っていきます。
- メディア映像クリエイションコース
- グラフィック・プロダクトデザインコース
- ジュエリー・メタルデザインコース
デザインで社会に関わっていく手法を学び、4年間の集大成に取り組む。
3年次までの経験を生かし、より社会性のある課題に取り組むとともに、各自が専門とするデザイン手法やスキルの向上に磨きをかけます。卒業研究では「デザインで生活を豊かにする」という視点で、ゼミやオムニバス指導等により1年間かけて表現研究・作品制作に臨みます。
在学生の声
- 「自分の作りたいものを表現する」から
「世間のニーズに合ったものを制作する」に意識が変化。 - ポスターや広告といった紙のメディアについて学んでいます。低学年時は独りよがりの制作だったのが、客観的に自分のデザインを見て「世間のニーズに合ったものを制作する」という社会性あるデザインができるようになりました。
コース(3年次より3コースに分かれます)
- メディア映像クリエイションコース
-
雑誌や映像、Webなど多様なメディア(情報発信)について
広く学ぶコースです。映像系または印刷・Web系の科目から選択しますが、複合的なメディアの考え方も追究できます。個人制作から協働作業まで、実際のメディア制作フローを体験すると同時に学外イベントや企業との産学連携も積極的に行っています。
- 学びのポイント
- 科目例
- 課題例
- グラフィック・プロダクトデザインコース
-
グラフィックデザインとプロダクトデザインを
同時かつ総合的に学ぶコースです。広告、パッケージ、生活雑貨など身近な生活や社会に関わるテーマを題材に、企画提案とコミュニケーションデザインの方法を学びます。リアリティのある社会性を基盤としたデザイン提案力の獲得が目標です。
- 学びのポイント
- 科目例
- 課題例
- ジュエリー・メタルデザインコース
-
さまざまな金工技法、ジュエリーメーキングについて
学ぶコースです。身体装飾としてのジュエリーだけでなく、インテリアアクセサリー課題なども通して、個々のデザイン計画に合わせた技法を研究・修得できます。学内外のコンテストやプロジェクトにも参加して、オリジナリティと発信力を鍛えます。
- 学びのポイント
- 科目例
- 課題例
学びのポイント
- ● 多様な場で考えるちからとオリジナル性をはぐくむ
- ● 新しい表現方法に挑戦し、スキルアップをめざす
- ● 積極的に作品を発信して社会と繋がる
科目例
ジュエリー・メタルデザイン演習
ジュエリー・メタルデザイン演ⅠB
卒業研究
課題例
- ● インテリアアクセサリーの提案
- ● 有線七宝和装ジュエリー
- ● 宝石を使ったバングルとカトラリー
- ● ジュエリーCADでのデータ作成
ほか
PICK UP!
卒業研究
『My GEN Hero』
ヒーローをモチーフとしたはり合わせ技法によるバックルの制作
- #アクセサリー
- #クラフト
- #彫金
- #銀メッキ
- #古美仕上げ
- #銀ろう
- #銅
- メディア映像クリエイション
コース - グラフィック・プロダクト
デザインコース - ジュエリー・メタル
デザインコース
雑誌や映像、Webなど多様なメディア(情報発信)について
広く学ぶコースです。
映像系または印刷・Web系の科目から選択しますが、複合的なメディアの考え方も追究できます。個人制作から協働作業まで、実際のメディア制作フローを体験すると同時に学外イベントや企業との産学連携も積極的に行っています。
学びのポイント
- ● メディアや映像の分野で活躍する専門家による指導
- ● 学外のイベントや企業とのコラボレーションに挑戦
- ● 多彩なメディアに対応した幅広い表現方法が学べる
科目例
写真・映像表現演習
メディアクリエイションⅠA
メディアクリエイションⅡB
課題例
- ● 雑誌誌面のレイアウト
- ● アニメーション制作
- ● 3DCG制作
- ● 実写映像(ムービー)制作
ほか
PICK UP!
卒業研究
『ぼくがめをあけるりゆう』
- #アート
- #アートディレクション
- #イラスト
- #オリジナル
- #写真
- #手製本
- #書籍
- #絵本
- #詩
グラフィックデザインとプロダクトデザインを
同時かつ総合的に学ぶコースです。
広告、パッケージ、生活雑貨など身近な生活や社会に関わるテーマを題材に、企画提案とコミュニケーションデザインの方法を学びます。リアリティのある社会性を基盤としたデザイン提案力の獲得が目標です。
学びのポイント
- ● 幅広い課題制作を通して自分の適性が発見できる
- ● デジタルとハンドワーク、両方をバランスよく学ぶ
- ● 社会と関わりながら実践的なデザインを体験する
科目例
グラフィック・プロダクト
デザインⅠA/ⅠB
デザイン演習
デジタルデザイン演習
課題例
- ● ショップのブランディングと
プロモーション - ● カレンダーのデザイン
- ● 自分のためのバッグデザイン
- ● ポスターデザイン
ほか
PICK UP!
卒業研究
日めくりカレンダーの制作
- #カレンダー
- #グラフィック
- #タイポグラフィ
- #ポスター
- #雑貨
- #リソグラフ印刷
さまざまな金工技法、ジュエリーメーキングについて
学ぶコースです。
身体装飾としてのジュエリーだけでなく、インテリアアクセサリー課題なども通して、個々のデザイン計画に合わせた技法を研究・修得できます。学内外のコンテストやプロジェクトにも参加して、オリジナリティと発信力を鍛えます。
学びのポイント
- ● 多様な場で考えるちからとオリジナル性をはぐくむ
- ● 新しい表現方法に挑戦し、スキルアップをめざす
- ● 積極的に作品を発信して社会と繋がる
科目例
ジュエリー・メタルデザイン演習
ジュエリー・メタルデザイン演ⅠB
卒業研究
課題例
- ● インテリアアクセサリーの提案
- ● 有線七宝和装ジュエリー
- ● 宝石を使ったバングルとカトラリー
- ● ジュエリーCADでのデータ作成
ほか
PICK UP!
卒業研究
『My GEN Hero』
ヒーローをモチーフとしたはり合わせ技法によるバックルの制作
- #アクセサリー
- #クラフト
- #彫金
- #銀メッキ
- #古美仕上げ
- #銀ろう
- #銅
卒業に必要な履修単位数
科目種別 | 履修単位数 |
---|---|
教養科目・外国語科目 コラボレーション科目※1 キャリア形成教育科目※2 |
30単位 |
専門教育科目 | 80単位 |
自由選択科目 | 14単位 |
合計 | 124単位 |
※1「学部・学科をこえた学生同士」「専門の異なる教員同士」「本学と産業界・地域・国内外の大学」などのコラボレーションを意図して開講される科目。
※2 自分の将来について考え、大学生活のみならず卒業後も含めた豊かな人生をデザインできるような視野を身につける目的で開講される科目。
資格
取得資格・免許
定められた課程および指定科目を履修することで、大学卒業時に取得できる資格です。
- 教育職員免許状(中学一種「美術」・高校一種「美術」)
- 学芸員
指定科目を履修し在学中の試験に合格することで、取得できる資格です。
- ピアヘルパー
目標資格
学科の学びやキャリアプランに合った資格・検定試験を「目標資格」として掲げています。
- カラーコーディネーター検定
- DTP検定
- DTPエキスパート
- ジュエリーコーディネーター検定
(ジュエリー・メタルデザインコースのみ) - 貴金属装身具製作技能士
(ジュエリー・メタルデザインコースのみ) - TOEIC®/TOEFL®
- TOEIC®/TOEFL®
- 実用英語技能検定
就職・キャリアサポート
卒業後の進路
- 卒業後にめざす主な職業
- グラフィックデザイナー / ジュエリーデザイナー / WEBデザイナー / 雑貨デザイナー / 映像編集者 / 総合職 / 商品企画・開発 / 営業 / 販売 / 美術事務 / 美術科教員 / 学芸員 etc.