• \どんな学科?/

     

    ファッションクリエイション学科は、ファッションの企画・デザイン・製作・科学を総合的に学べる世界的にも数少ない学科。繊維素材から加工、縫製、生産、ビジネスなど各領域にアプローチするカリキュラムで、これからのファッションを「つくる」人材を育成します。

  • 砂長谷由香 教授 文化女子大学大学院(現・文化学園大学大学院)家政学研究科被服学専攻博士前期課程修了。本学服装造形学研究室助手、講師、准教授を経て2016年より現職。「クチュール論」「クチュール演習」「ファンデーション・ガーメント製作」「パターンメーキング演習」等を担当。

    未来のファッション界を変容させる力をつける
    -新たなファッションを創造(クリエイション)していくための原動力


    ファッションという言葉が包括する領域は、とても広くて深いものです。デザインを考えたり、つくるだけではありません。ファッションクリエイション学科の学びの分野には、「テキスタイル」「パターン構造」「縫製技術」「デザイン」「装飾技術」「ファッション画」「着装評価」などがあり、各分野内にはさらに細分化された領域があります。そうした広範囲におよぶ服づくりの世界を知ることで、より良いクリエイションに繋げることができます。

    本学科は、長きにわたってファッションを探究してきたノウハウがあります。たとえ些細なことでも、興味があれば学べる環境が整っていて、100人いれば100通りの学び方ができます。幅広いファッションの領域を網羅しているからこそ、その中から自分だけの問いが見つかるでしょう。ここで身につけた知識や技術は、学科名が示すように、新たなファションを創造(クリエイション)していくための原動力になるはずです。

    この学科での学び
    -常に変化し続けるファッションの世界に対応した実習や講義を展開


    ファッションクリエイション学科が目指しているのは、アパレル、繊維、ブライダルなどを含むファッション業界の発展と、それらが関連する流通、消費環境の質向上に貢献できる人材の育成です。

    カリキュラムは、1年次でファッションにまつわる基礎をしっかり身につけた上で、2年次から将来の目標に合わせて興味のある科目を履修できる「横断型履修システム」を導入しています。ファッションの世界は常に変化し続けていますから、時代や社会のニーズに対応していくために、常に最新の動向をキャッチアップした講義も展開しています。

    学生の中には、日頃の学びで積み重ねた知識やスキルを発揮してオリジナルブランドを立ち上げたり、産学連携プロジェクトに参加して企業とコラボレーションしたりと、自分がやりたいことに打ち込む人がたくさんいます。学んだ成果をアウトプットしてみることで発見もありますし、それが新たなクリエイションやさらなる知的好奇心に繋がっていくのです。



  • ▲ファッションクリエイション学科の学び方は、服づくりの理論と技術の修得をめざして1年次に基礎からスタート。2年次から、一人ひとりが自分の目標に必要な科目を中心に、かつフィールドを横断しながら履修します。フィールドを絞り込んで追究することも、他フィールドの科目を学ぶことも可能で、自分だけの強みを見つけて伸ばすことができます。


  • これから学ぶ皆さんへ

    -ファッションが持つ力を信じてほしい


    もう一つ、ファッションクリエイション学科の学びの特色として、服の機能性や着心地など「人がどのように感じるか」といったことに重視していることが挙げられます。そう、ファッションの中心にはいつでも「人」がいるのです。

    皆さんがこれまでに実感してきたように、ファッションは人の心に楽しみや豊かさをもたらしてくれます。「ファッションが好き」「服づくりに興味がある」など、ファッションに関わる人生を歩んでいきたい人にとって、あらゆる方面からファッションにアプローチできるこの学科での学びは、大変有意義なものになるはずです。

    服を選んだり、装うことで自分を表現したりと、今まではファッションの「受け手」だった皆さんが、ここでファッションを学び、将来は「送り手」となります。ファッションが持つ力を信じながら、4年後、広いファッションの世界のそれぞれの道で活躍してもらいたいと思っています。



    卒業生の声

    ファッションの専門商社で
    海外ブランドを扱う。

    三喜商事株式会社
    ブランドプロデューサー


    インポートファッションブランド製品の輸入卸や小売、輸入代理店業務を行っている商社で、アメリカのブランド「アレキサンダーワン」のブランドプロデューサーを担当して・・・