• \どんな学科?/

     

    ファッション文化の幅広い知識と技術に加え、グローバルな活躍を視野に入れた語学力を身につけます。さらにファッションショーや卒業イベントの実施を通して、実践に役立つファッションの表現技術と高いコミュニケーション力の獲得をめざします。


     3年次からコースに分かれます 

    ・スタイリスト・コーディネーターコース
    ・プロデューサー・ジャーナリストコース
    ・映画・舞台衣装デザイナーコース

  • 深沢 祥代 助教 文化女子大学大学院(現・文化学園大学大学院)国際文化研究科国際文化専攻修了。本学現代文化学部(現・国際文化学部)助手を経て2011年より現職。「アパレル商品概論」「ヴィジュアルプレゼンテーション」「現代ファッション概論」等を担当。

    新しい出会いや価値観を得よう
    -大学でこそ、「問い」を解くカギが見つける


    大学生活は、新しい出会いや多くの気づきによって、自分自身の成長や将来の分岐点になる機会でもあります。興味を持った分野を深く専門的に学ぶこと、そして、それを通してこれまで関心を向けてこなかった分野にも触れることで、学ぶことの面白さを実感しながら、次から次へと知りたいことが湧き出てくるはずです。

    「どうすればこれを解決できる?」「自分が納得できる答えはどこにある?」と、ときには学ぶ難しさに直面することがあるかもしれません。でも、それこそが自分自身を成長させるきっかけです。専門分野を極めた教員陣から学ぶことはもちろん、仲間と協同して作品制作に取り組むことや、互いに夢を語り合い考えを理解し合うことは、将来への具体的なビジョンを見出し、広い視野から物事を考えられる力に繋がります。そうやって得た多くの気づきや新たな価値観こそ、皆さんが抱く「問い」を解くカギになるはずです。

    この学科での学び
    -表面上だけではないデザインとスタイリングのスキルを実践で修得する


    1・2年次では、ファッションの基礎や語学を学びます。例えば、ファッションに関しては服づくりの技術だけでなく、シーズンごとのコレクション分析やトレンド、専門用語の解説、服装史など、ファッションへの理解を深める講義も行っています。最新のファッションだけでなく、過去にも遡り、その時代のトレンドが生まれた社会的背景や歴史も含めて学ぶからこそ、表面上だけでないデザインやスタイリングのスキルが身につくと考えています。

    3年次からは各コースで専門性を高めながら、ファッションショー、卒業イベントと学びの成果を広く発信します。これらの過程で主体性や表現力、アピール力を身につけていくことも本学科の学び方の特長です。特に、卒業イベントではファッション表現の可能性を実践的に学び、各コースの特色を生かした舞台という一つの作品を作り上げます。協働の取り組みの難しさや面白さ、コミュニケーションの大切さを体感することで、自分だけのものづくりに終始するのではなく、着実に社会性を育んでいくのです。


  • ▲国際ファッション文化学科は、コースの学びがそのままファッションショーや卒業イベントに結び付く独自のカリキュラムが特長。デザインだけでなくコーディネートすべてで服の世界観を表現できる力を身につけ、企画・制作・実践で圧倒的な「表現の経験値」の獲得をめざします。


  • これから学ぶ皆さんへ

    -「目に見えるもの」に限らず、あらゆる分野からファッションにアプローチして


    ファッションを本質から理解するには、高い視座から捉えることが大切です。服やデザインといった「見えるもの」に限らず、社会情勢や動向など、ファッションはあらゆる分野に関わっているからです。ファッションは、学べば学ぶほどその奥深さを実感するものではないでしょうか。

    私たち教員は、学生一人ひとりの個性を引き出していくことや、キャリアデザインのきっかけに繋がるような学びを意識しています。それと同時に、学生の皆さんにも目的意識を持って過ごしてほしいと思っています。もしもまだ具体的な目標が見つからないのなら、まずは目の前にあることだけに挑戦するなど、小さなことから積み重ねていきましょう。そこから生まれる「もっと学びたい」「もっと知りたい」という気持ちが、成長を促してくれるはずです。

    4年間で得る出会いや「問い」は、視野を広げ、感性を豊かにし、その後の人生における新たな学びの一歩にもなり得ます。ここで、自分の得意分野を見つけて磨きをかけながら、たくさんの人と学び合って解を導いていきましょう。




    卒業生の声

    ファッションの最前線を取材して
    湧き上がる想い。

    ファッションリポーター

    国内外のファッションニュースを発信する「WWDJAPAN」の編集部を経て、現在はフリーのファッションリポーターとして活動。ファッションに関わるいろいろなことに・・・