• \どんな学科?/

     

    建築・インテリア学科は、インテリアデザインから建築デザインまで体系的に幅広く学ぶことにより、家具や室内空間、住宅や施設、商店街や街並みなど「日常生活を快適で豊かにするための空間」を提案できる人の育成をめざしています。


     3年次からコースに分かれます 

    ・インテリアデザインコース
    ・建築デザインコース

  • 種田元晴 准教授 法政大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)、一級建築士。建築史・意匠・図形科学を専門に、昭和初期日本の建築家群像について研究。「建築・インテリア史C」「デザインスタジオⅠ・Ⅱ」等を担当。

    建築やインテリアを学ぶことは、人や社会を考えること
    -等身大のスケールで問いを検証する


    小説家は、場所の意味を変える存在だと言われています。舞台となる地域に物語を付加することで、何もなかった場所に意味と価値を与えるからです。建築も同じで、建物を作ることでその場所がもともと持っていた意味を変えたり、より良くしたりと、これまでにない価値を生み出すことができます。

    これは、建築だけでなくインテリアも同じです。見慣れた場所に新しいテーブルや椅子がやってきたら、空間の雰囲気ががらりと変わって、新しい物語が生まれるでしょう。どちらにも生活者の目線で考えることが共通していますし、ここに建築やインテリアの意義があると思っています。

    建築やインテリアを学ぶことは、等身大のスケール、つまり人間の大きさを基準にして、他者や私たちが生きるこの世界を捉えることでもあります。想像力を膨らませて、「この場所にはどういったものがふさわしいのか」と自分なりに問いを立て、検証していく行為は、同時に人や社会を考えることでもあると言えるでしょう。

    この学科での学び
    -工学系とも美術系とも異なる空間づくり


    建築やインテリアは、空間をデザインすることを通じて学ぶことの多い学問ですが、単にものづくりのスキルを身につけることだけを目的にしているわけではありません。本学科は、空間に意義を与える創造性を導く視点や思考力を育むことを大切にしています。

    その特長の一つは、工学的な知識や審美的感性だけでなく、工学系とも美術系とも異なる「生活造形」から空間を考えることに重点を置き、生活者としての視点を大切にした「心地よい空間のあり方」を追究していくことです。そのためには自らが手を動かし、優れた空間の事例を体験することが大切です。先人たちが残してくれた知恵に触れ、理想とする空間のあり方を想像し、創造する鍛錬を繰り返していきます。

    その鍛錬の方法に決まったルールはありません。ですが、一定の「かた」はあります。私たち教員は、学生のみなさんの自由な発想に対して議論を投げかけ、「かた」を示すことで、その発想を研ぎ澄ませる手助けをしたいと思っています。教員自身も、みなさんと共に学びより良い「かた」を模索することが喜びです。



  • ▲建築・インテリア学科の専門教育科目には、「企画・計画・提案」を根幹として工学系と文系、芸術系の科目群のほか、本学科の特色ある科目群「身体・感性」がバランスよく配置されています。これにより、家具やインテリア空間を感性豊かに提案できる力と、建築や公共空間を説得力を持って提案できる力を養います。


  • これから学ぶ皆さんへ

    -暮らしの場所がどのように成り立っているかを一緒に考えよう


    等身大のスケールで世界を見つめていくことは、体感できる「もの・こと・ひと」を考えることでもあると言えます。体感できる「もの」には、かたちを持つもの、持たないものがあります。かたちを持つものには、形状、構造、材質、性能、記憶など、いろいろな情報が詰まっています。日々の暮らしは、一見するとかたちを持たない営みに思えますが、私たち人間が暮らすためには、かたちを持つ場所が必要なのです。

    例えば、家。家には、気候風土に応じた様々な屋根がありますね。それを支える柱はただ力強いだけでなく、木のぬくもりがあったりします。電気や水廻りなどの設備は、便利さをもたらします。また、家具には家族との思い出が詰まっていることでしょう。

    家のかたちや体験は、このような情報の組み合わせ次第で無限にあり得ます。こうして、暮らしの場所がどのように成り立っているかを等身大のスケールで考えることが、まさに本学科の学びの本質です。私たちの暮らす世界について、建築とインテリアという切り口から考える楽しさを、一緒に味わっていきましょう。




    卒業生の声

    失敗を乗り越えて見えてきた、
    これからの目標とこだわり。

    三井デザインテック株式会社
    空間デザイナー


    レジデンスやホテル、オフィスなどのリノベーションやインテリアデザイン、ワークスタイルデザインを提案する会社で働いています。所属はデザイン・設計を担う部署で・・・