国際文化研究科※2025 年度入試より募集停止文化学園大学大学院 国際文化研究科募集停止のお知らせ

国際文化専攻(修士課程)

国際文化学部の基盤の上に立つ国際文化研究科は、国際文化専修と健康心理学専修の2つの専修を置き、それぞれの分野の専門性を高め研究活動を展開していきます。現代の社会を、国際文化、健康の視点から考察するとともに、社会の要請に基づく課題解決のために、各専修の複合・融合分野を創設することも視野に入れて研究を展開していきます。2つの専修に共通する科目として、外国語文献研究、調査研究法、大学院特別講義等が置かれています。

修了要件

本大学院の修士課程に2年以上在学し、所定の科目について32単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受け修士論文の審査及び最終試験に合格した者を、修士課程の修了者とする。

専修

国際文化専修

グローバル化やIT化が進む中、国際文化専修では、世界各地の文化の理解を基礎とした国際的視野と豊かな感性を備え、国際社会に貢献できる人材を育成し世に送り出すことを目指しています。
具体的には、世界各地の地域事情、言語、思想、政治、ビジネス、観光などさまざまな文化の形態について研究し、それらが相互に関わり現代の社会に与える影響を考察していきます。

担当教員

修士論文テーマ例

  • 日本語教材としての「アニメ・マンガ」の可能性と限界 - 台湾人学習者を中心として -
  • 日本語の配慮表現について - 中国語との比較を通して -
  • 伝統から現代に至る女性たち - 日本女性観の変遷 -
  • 言語コミュニケーションにおける発話が果たす多機能
  • 帰国子女とイマージョン・プログラムの効果について
  • 都市の祭礼 - 日本文化の中の青森ねぶた -
  • 戦後における日韓の「歴史認識」 - 国際関係の視点から-
  • コンテンツツーリズムによる地域活性化の現状と課題および今後の展望
  • ホスピタリティマネジメントと組織風土について
  • 瀋陽市の観光立都化策に関する研究 - 日本人観光客を中心として -
  • 古都や歴史都市の観光活性化いついての研究-台湾台南市における日本観光誘客プロモーションを中心に -

健康心理学専修

21世紀は「心の時代」といわれており、心理学への関心も高まっています。健康心理学専修では、心理学の研究を進めていく上で必要な研究手法やデータ解析について学ぶとともに、現代人の「心」と「身体」の望ましいあり方を考え、健康的な行動の獲得・継続をサポートする方法論を研究しています。「心の健康」に関する社会的関心が高まる中で、ストレスに対する対処法を身につけるとともに、さらに健康的で生き生きとしたクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の高い生活を送るための方法を学び、それを実践できる高度な専門家を養成しています。また、他の学問分野と連携を取りながら学際的研究にも積極的に取り組んでいきます。具体的には、ファッションを健康心理学的視点から捉え、「ファッション」のメンタルヘルスへの寄与を研究するのも一つの方向です。人々がより精神的に豊かで身体的にも社会的にも健康な生き生きとした生活を送る方法を探求し、実践の場でのより良い支援のあり方を研究しています。

担当教員

修士論文テーマ例

  • ファッションによる自己表現とアイデンティティの関連性
  • 女性における化粧行動の目的と心理的健康の関係
  • 香りのリラックス効果に関する研究 -心理・生理学的視点からの研究-
  • 高齢者のQOL向上をめざした旅行に関する考察
  • 高齢者における身体活動・座位行動とメンタルヘルスの関連
  • 中国における労働者の認知的ストレスと職務管理
  • 駐日韓国人労働者の日本における職場適応に関する研究
  • 勤労者のワークエンゲイジメントに影響を及ぼす心理社会的要因に関する研究
  • ストレスマネジメントの効果と実践に関する研究
  • 日常生活における怒りの対処行動に関する研究 -自己開示の効果-